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こちらの記事の続きであります。
さてさて、横須賀から新門司へ向けての東京九州フェリーに乗りにやってまいりました横須賀港フェリーターミナル。
いよいよ23時00分の乗船案内が入ったので、ターミナル2階の待合室から3階タラップへ向かうエスカレーターが動き出し、いよいよ乗船開始です。
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こちらの写真の右手のエスカレーターからタラップへ回り、乗船券のQRコードを読み込んでいただくと、長い長いタラップを渡っていよいよ船に乗り込みます。
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普通、タラップを渡り切るとそこにエントランスがあって各種案内所があってお部屋のルームキーなんてーのがいろいろ案内されると思うのですが、乗り込んだら、そこは通路です。
船に乗り込むと、右へ右へ、船首部分方向へ船の中央付近まで延々と長い通路が待っています。
おそらく通路の壁の向こうはトラックや車を目いっぱい積み込むスペースになっているのではないでしょうか。
そしてようやくエントランスにたどり着きました。
今回乗船する「それいゆ」は2021年就航の船でまだまだ新進気鋭。中身はほんとうにもうピッカピカであります。
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先のエントリでも触れましたが、この船はスマホで読み込むeチケットや、乗船券に印刷されているQRコードが個室のカギになります。
他の船だと鍵そのものを渡されたり、太平洋フェリーあたりだと乗船時にルームカードキーを渡されたりするのですが、今回は乗船券そのものが個室利用者にとってはルームキーになりますので、この点は十分ご注意ください。
さて、これは前回のエントリでも全く触れていなかったのですが、今回利用するお部屋は、「それいゆ」「はまゆう」の中では2番目にランクが高い、「ステートA」という、最大4人まで利用できる個室を夫婦二人で利用するプランを選びました。
お部屋は6階展望風呂のすぐお隣、お風呂には開店時にはいつでも行き放題という601号室が割り当てられました。
それでは開室の儀式を。
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写真ではベッドが1つ見切れているんですが、ベッドが2つのツインルーム、奥に実はソファベッドが2名分ありまして、4人で使用するときはソファベッドを展開すると4人まで使えますよ…という配置になっております。
ここで東京九州フェリーの運賃、料金体系を簡単に解説。
東京九州フェリーでは今回の「それいゆ」「はまゆう」乗船の際は、ランクが4つに分かれます。
一番お安いのは、雑魚寝部屋よりはしっかりプライベート空間が確保されている。カプセルサイズお部屋の「ツーリストA」という運賃が計算の基本。おひとり14000円(小児7000円)です(2024年5月29日現在の運賃。季節ごとに運賃が変わりますのでご確認ください)。
それより等級が上の船室を使うにはそれぞれ個室料金が発生します、というシステム。
窓から景色を見ることはできないけれど、1つの大部屋に8人の一人用個室、テレビ付き、ルームキー付きでセキュリティも安心の「ツーリストS」だと、個室料金が6000円。
東京、いや神奈川から新門司までざっとJR換算で運賃計算をすると、東京~小倉間がざっと運賃が12000円くらい?
これが寝台特急利用(20年前の話ですが)となると、個室料金というか寝台料金が6000円、プラス特急料金が3000円。
新幹線だと指定席利用で8000円くらい?
そう考えるとですよ。
いちおうプライバシーもあるカプセルタイプでもJRの運賃とほぼ同等で横になって移動することができ、プライベート重視で一人用個室が6000円。
ひとり2万円と考えると、新幹線や飛行機はもちろん、夜行バスとも比べても、苦手ではないという向きには超おすすめ。
※た・だ・し
この先が意外と難問で、では2人連れ以上で個室移動となると、最大4人使用の「ステートA」、もしくはせっかくの船旅なんだからプライベートデッキつきのお部屋で贅沢に行こうじゃないかという向きには、「デラックス」というお部屋、あと大事なペットのわんこやにゃんこ達とも一緒に移動できる、「ステートAウィズペット」というお部屋もございまして、これは「ステートA」と同じ個室料金。
「ステートA」の個室料金が32000円。
「デラックス」の個室料金が48000円。割ることの人数。
そうなんです。2人以上でお部屋を使おうと思うとピンとお値段が上がってしまうのですが、2人以上のお部屋はいずれも左舷、或いは右舷側の窓側が確約されているので、お安く行くならおひとり様14000円から、お二人ならおひとり様30000円あたりから…という計算。
二人づかいで計算すると、ステートAとデラックスの料金差が16000円。一人8000円追加で豪華にプライベートデッキつきの船旅も、考えようによっては悪くはございません。
さてさてお部屋がある6階から、タラップを渡って乗船してきた4階へ見下ろしてみる。
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お客さんが過ごせるのが4階から6階の3フロア。
船自体はとても大きいんですが、お客さんが過ごせるスペースというのはそれほど大きくなく、その分がっつんがっつんトラックやトレーラーを乗せてやろうという算段。
かる~く船内紹介に参りましょう。
エントランスがあった4階フロアには案内所、売店がございまして、横須賀や福岡の各種お土産品や日用品、或いは東京九州フェリーオリジナルグッズなどを各種取り揃えております。
Tシャツとかタオルとか、乗船記念グッズが比較的アパレル系で揃えていたのが驚き。
そしてこの売店の最大の特徴。
なんとまあ交通系ICカードもクレジットカードも使えます。
こうなったらもうお客さんの財布のひもなんて固くしたって全く意味はありません。ガンガン使いますw
5階はツーリストA、ツーリストSのお部屋がございます。4人用個室もあります。
食堂なんてーのももちろんありまして、これがおそろしい。。
23時30分から深夜1時まで深夜営業があるんですぜ。
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ここは後で行ってみましょう。
そして僕の個室がある6階には、出港後1時までと、朝8時から夜8時まで入浴できる大浴場がございます。
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プラネタリウムや、昼間に本当に何もすることがない状況では、映画鑑賞などもすることが出来ます。
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中を覗いてみると、座ったら10秒で眠気を誘ってきそうなソファがずらりとならんでおりました…。
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ここで座ったら絶対に寝落ちする(・・;)
いかんいかん。
さて、なんだかんだうだうだしていたら、出港の23時45分になったので、屋外の展望デッキに出てみましょう。
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右舷側に横須賀の町並み。
左舷側の海の遠くに見えるわずかな街の明かりはまさしく房総半島。奇麗だねえ。
で、出港はまだかな~…なんて思っていたら…。
0時を回っても出港しない…。
おそらく貨物の積み込みに時間がかかっているんでしょうけれど、0時を過ぎちゃった。
ということは、新門司港に日着しまっせということ。
夜景を撮ればよかったのだけれど、なんで撮ってなかったのだろう…。
そのうち0時05分ごろ、カタカタカタカタと船が揺れだし、いよいよ出港。
今度陸に上がるのは、21時間後の九州、新門司港なんだなあ…。
九州なんか13年ぶりだよ。もうそんなにご無沙汰していたのか。
そんなこんなで出港が20分ほど押してしまったので、あわててレストランへ向かい、晩酌をとっとと行ってしまいましょう。
しかしこのレストランはいけませんぜ。
写真撮れなかったけれど、瓶ビールがサッポロラガー赤星!!\(^o^)/
これはダメだよ。名店確定ですよ。サッポロラガー赤星を出す店に間違いなんてございません。
夜食になに食べたっけ。から揚げとかなんだとか食べちゃったんだよなw
部屋へ戻って一息つくと、いつの間にやら消灯時間の深夜1時半。
すっかりあたりは寝静まり、大浴場も売店も案内所も閉店。
船内の照明も暗くなった中、部屋からのそのそ這い出して、やりたいことが一つございまして。
夜中1時半ですよ。
この時間に、自動販売機コーナーに行くんですよ。
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お酒は自動販売機で深夜帯も売っていますが、確か到着時刻21時から逆算して、14時30分をもって自動販売機は売り止め、売店もドライバーさんにはお酒類の提供はしないと書かれておりますが、この時間の目的はこんなものではございません。
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おやおや…。
奥さん…。
右端に何やら売ってますぜ。
カップラーメン…。
というわけでまいります。
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ああ背徳の深夜2時のシーフードヌードル。
しかもビッグサイズw
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いや~。
んまい!!
これはもうデブの道まっしぐらですな。
そう。
長距離フェリーの真夜中にのそのそ這い出して、カップラーメンを食べる背徳感。
これを味わってみたかったw
さすがに今日は仕事明けにスーツケースをガラガラ引いてきたもんで、今日はもう疲れちゃったな。
お部屋に帰って寝ます。
おやすみなさい。
(※以下↓へ続きます)
さてさて、横須賀から新門司へ向けての東京九州フェリーに乗りにやってまいりました横須賀港フェリーターミナル。
いよいよ23時00分の乗船案内が入ったので、ターミナル2階の待合室から3階タラップへ向かうエスカレーターが動き出し、いよいよ乗船開始です。
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こちらの写真の右手のエスカレーターからタラップへ回り、乗船券のQRコードを読み込んでいただくと、長い長いタラップを渡っていよいよ船に乗り込みます。
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普通、タラップを渡り切るとそこにエントランスがあって各種案内所があってお部屋のルームキーなんてーのがいろいろ案内されると思うのですが、乗り込んだら、そこは通路です。
船に乗り込むと、右へ右へ、船首部分方向へ船の中央付近まで延々と長い通路が待っています。
おそらく通路の壁の向こうはトラックや車を目いっぱい積み込むスペースになっているのではないでしょうか。
そしてようやくエントランスにたどり着きました。
今回乗船する「それいゆ」は2021年就航の船でまだまだ新進気鋭。中身はほんとうにもうピッカピカであります。
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先のエントリでも触れましたが、この船はスマホで読み込むeチケットや、乗船券に印刷されているQRコードが個室のカギになります。
他の船だと鍵そのものを渡されたり、太平洋フェリーあたりだと乗船時にルームカードキーを渡されたりするのですが、今回は乗船券そのものが個室利用者にとってはルームキーになりますので、この点は十分ご注意ください。
さて、これは前回のエントリでも全く触れていなかったのですが、今回利用するお部屋は、「それいゆ」「はまゆう」の中では2番目にランクが高い、「ステートA」という、最大4人まで利用できる個室を夫婦二人で利用するプランを選びました。
お部屋は6階展望風呂のすぐお隣、お風呂には開店時にはいつでも行き放題という601号室が割り当てられました。
それでは開室の儀式を。
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写真ではベッドが1つ見切れているんですが、ベッドが2つのツインルーム、奥に実はソファベッドが2名分ありまして、4人で使用するときはソファベッドを展開すると4人まで使えますよ…という配置になっております。
ここで東京九州フェリーの運賃、料金体系を簡単に解説。
東京九州フェリーでは今回の「それいゆ」「はまゆう」乗船の際は、ランクが4つに分かれます。
一番お安いのは、雑魚寝部屋よりはしっかりプライベート空間が確保されている。カプセルサイズお部屋の「ツーリストA」という運賃が計算の基本。おひとり14000円(小児7000円)です(2024年5月29日現在の運賃。季節ごとに運賃が変わりますのでご確認ください)。
それより等級が上の船室を使うにはそれぞれ個室料金が発生します、というシステム。
窓から景色を見ることはできないけれど、1つの大部屋に8人の一人用個室、テレビ付き、ルームキー付きでセキュリティも安心の「ツーリストS」だと、個室料金が6000円。
東京、いや神奈川から新門司までざっとJR換算で運賃計算をすると、東京~小倉間がざっと運賃が12000円くらい?
これが寝台特急利用(20年前の話ですが)となると、個室料金というか寝台料金が6000円、プラス特急料金が3000円。
新幹線だと指定席利用で8000円くらい?
そう考えるとですよ。
いちおうプライバシーもあるカプセルタイプでもJRの運賃とほぼ同等で横になって移動することができ、プライベート重視で一人用個室が6000円。
ひとり2万円と考えると、新幹線や飛行機はもちろん、夜行バスとも比べても、苦手ではないという向きには超おすすめ。
※た・だ・し
この先が意外と難問で、では2人連れ以上で個室移動となると、最大4人使用の「ステートA」、もしくはせっかくの船旅なんだからプライベートデッキつきのお部屋で贅沢に行こうじゃないかという向きには、「デラックス」というお部屋、あと大事なペットのわんこやにゃんこ達とも一緒に移動できる、「ステートAウィズペット」というお部屋もございまして、これは「ステートA」と同じ個室料金。
「ステートA」の個室料金が32000円。
「デラックス」の個室料金が48000円。割ることの人数。
そうなんです。2人以上でお部屋を使おうと思うとピンとお値段が上がってしまうのですが、2人以上のお部屋はいずれも左舷、或いは右舷側の窓側が確約されているので、お安く行くならおひとり様14000円から、お二人ならおひとり様30000円あたりから…という計算。
二人づかいで計算すると、ステートAとデラックスの料金差が16000円。一人8000円追加で豪華にプライベートデッキつきの船旅も、考えようによっては悪くはございません。
さてさてお部屋がある6階から、タラップを渡って乗船してきた4階へ見下ろしてみる。
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お客さんが過ごせるのが4階から6階の3フロア。
船自体はとても大きいんですが、お客さんが過ごせるスペースというのはそれほど大きくなく、その分がっつんがっつんトラックやトレーラーを乗せてやろうという算段。
かる~く船内紹介に参りましょう。
エントランスがあった4階フロアには案内所、売店がございまして、横須賀や福岡の各種お土産品や日用品、或いは東京九州フェリーオリジナルグッズなどを各種取り揃えております。
Tシャツとかタオルとか、乗船記念グッズが比較的アパレル系で揃えていたのが驚き。
そしてこの売店の最大の特徴。
なんとまあ交通系ICカードもクレジットカードも使えます。
こうなったらもうお客さんの財布のひもなんて固くしたって全く意味はありません。ガンガン使いますw
5階はツーリストA、ツーリストSのお部屋がございます。4人用個室もあります。
食堂なんてーのももちろんありまして、これがおそろしい。。
23時30分から深夜1時まで深夜営業があるんですぜ。
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ここは後で行ってみましょう。
そして僕の個室がある6階には、出港後1時までと、朝8時から夜8時まで入浴できる大浴場がございます。
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中を覗いてみると、座ったら10秒で眠気を誘ってきそうなソファがずらりとならんでおりました…。
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ここで座ったら絶対に寝落ちする(・・;)
いかんいかん。
さて、なんだかんだうだうだしていたら、出港の23時45分になったので、屋外の展望デッキに出てみましょう。
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右舷側に横須賀の町並み。
左舷側の海の遠くに見えるわずかな街の明かりはまさしく房総半島。奇麗だねえ。
で、出港はまだかな~…なんて思っていたら…。
0時を回っても出港しない…。
おそらく貨物の積み込みに時間がかかっているんでしょうけれど、0時を過ぎちゃった。
ということは、新門司港に日着しまっせということ。
夜景を撮ればよかったのだけれど、なんで撮ってなかったのだろう…。
そのうち0時05分ごろ、カタカタカタカタと船が揺れだし、いよいよ出港。
今度陸に上がるのは、21時間後の九州、新門司港なんだなあ…。
九州なんか13年ぶりだよ。もうそんなにご無沙汰していたのか。
そんなこんなで出港が20分ほど押してしまったので、あわててレストランへ向かい、晩酌をとっとと行ってしまいましょう。
しかしこのレストランはいけませんぜ。
写真撮れなかったけれど、瓶ビールがサッポロラガー赤星!!\(^o^)/
これはダメだよ。名店確定ですよ。サッポロラガー赤星を出す店に間違いなんてございません。
夜食になに食べたっけ。から揚げとかなんだとか食べちゃったんだよなw
部屋へ戻って一息つくと、いつの間にやら消灯時間の深夜1時半。
すっかりあたりは寝静まり、大浴場も売店も案内所も閉店。
船内の照明も暗くなった中、部屋からのそのそ這い出して、やりたいことが一つございまして。
夜中1時半ですよ。
この時間に、自動販売機コーナーに行くんですよ。
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お酒は自動販売機で深夜帯も売っていますが、確か到着時刻21時から逆算して、14時30分をもって自動販売機は売り止め、売店もドライバーさんにはお酒類の提供はしないと書かれておりますが、この時間の目的はこんなものではございません。
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おやおや…。
奥さん…。
右端に何やら売ってますぜ。
カップラーメン…。
というわけでまいります。
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ああ背徳の深夜2時のシーフードヌードル。
しかもビッグサイズw
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いや~。
んまい!!
これはもうデブの道まっしぐらですな。
そう。
長距離フェリーの真夜中にのそのそ這い出して、カップラーメンを食べる背徳感。
これを味わってみたかったw
さすがに今日は仕事明けにスーツケースをガラガラ引いてきたもんで、今日はもう疲れちゃったな。
お部屋に帰って寝ます。
おやすみなさい。
(※以下↓へ続きます)
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