東海大相模制覇

　決勝が行われ、東海大相模（神奈川）が仙台育英（宮城）を
１０－６で破り、１９７０年以来４５年ぶり２度目の優勝を果たした。
準優勝した８９年以来、２６年ぶりの決勝に臨んだ仙台育英は、六回に
一度は同点に追い付いたが力尽きた。東北勢にとっても悲願だった
甲子園大会初制覇はならなかった。

中島、ブランコ連続弾

　オリックスが逆転勝ち。０－１の四回に中島、ブランコの２者
連続本塁打で逆転し、３投手の継投で逃げ切った。東明は要所を締め、
７回を９安打１失点に抑え７勝目を挙げた。
　ソフトバンクは中田が２失点で完投したが、打線が９安打しながら
再三の好機を逃した。

マイコラス完投

　巨人のマイコラスが１安打１失点で２試合連続の完投、自身８連勝
でリーグトップに並ぶ１０勝目。村田が２度の満塁機を生かして５打点
の活躍だった。
　阪神はメッセンジャーが四回途中で５失点の乱調だった。

西 ３塁踏ませず

　オリックスの西が今季２度目の完封で５勝目。散発３安打で三塁を
踏ませなかった。二回に安達の２点打と小田の２点三塁打で４点を先取。
四回に山崎勝の犠飛、八回は糸井のソロで加点した。
　ロッテは唐川が２回４失点と崩れた。

藤浪 ２桁勝利

　阪神が逆転勝ちで６連勝。１点を追う四回に鶴岡、藤浪の連続二塁打で
３点を奪い、五回以降も小刻みに加点した。藤浪は直球を軸に７回を２失点
に抑え、入団から３年連続２桁勝利となる１０勝目。
　ヤクルトは古野が踏ん張れず、２連敗となった。