いつもの家に いつもの道で帰ってゆく
かつては それしか 考えなかったわ
だってそれが 一番無難だったから
だけどあの日
あなたが教えてくれた
寄り道という
ちょっとドキドキするけど 楽しい冒険
あれからの私
ふらっと 気になる裏道探し
どこに繋がっているのか 興味津々
もしかしたら
とんでもない 遠回りかもしれないのにね
それでも 選んでしまう 狭い路地
知らない街の 小さな 古びた一軒家
そこで見つける 新たな世界
寄り道人生 楽しいわ
* * *
「吉田松陰寄寓処」
この建物は築200年以上経っているそうで、
今大河ドラマでも話題の吉田松陰がしばらく身を隠していたという当時の村山邸（現在は吉田松陰寄寓処）です。
早朝のため開いておりませんでしたが、9時から中に入れるようでした。
吉田松陰寄寓処について、わかりやすく説明した看板がありました。
その中でも特に興味深かったのは、
外見からは平屋にしか見えないのですが、
2階に天井の低い隠し部屋があったり、隠し梯子があったりするそうなんです。
また、掘り下げられた内湯の浴槽もそのまま保存されているそうです。
これ、見たかったですわぁ。
今になって、
どうして開いた時間にもう一度行かなかったかなぁとちょっと後悔しています。
「湯権現共同風呂」
こちらは、ペリー艦隊を追って下田に来ていた際、
当時皮膚病を患っていた松陰が温泉治療のために利用していた共同温泉です。
吉田松陰寄寓処のすぐ前にあって、
現在も入浴ができるみたいなのですが、私が行った時は鍵がかかっておりました。
石畳の細い道をまた少し歩いて行きます。
途中、湯の華小路の見どころを説明した案内板がありました。
私は、宿でいただいたパンフレット片手に歩いたのですが、
こちらには、大きなポイントを簡潔にまとめてあります。
ゆっくり歩いて見えて来たのが、
1300年ほど前、天狗のお告げで湯が湧き出てきたと言う「下の湯権現」。
松陰寄寓処の近くには同じく「上の湯権現」があります。
そのすぐ横にはお湯が出ていました。
豊富な湯量を誇る蓮台寺温泉には、
街のあちこちに源泉から溢れ出たお湯が流れているのです。
触ると温泉の温かさが伝わってきて、ほっこり。
幸田露伴もこの地を訪れているようです。
彼岸花ばかりに気をとられておりましたが、
ムラサキシキブも色添えておりました。
いろんなお花に会えるのも、お散歩の醍醐味ですね。
この日はお天気も良く青空が気持ち良くて、
お花につられて山側の方へ歩いて行ったりもしました。
少しお花にも登場してもらいましょうかね。
ツユクサがずいぶん瑞々しいです。
芙蓉がやけにオトメチックで、なんとなく無造作にパチリ！
元気がもらえますね～、トランペットツリー。だと思うのですが・・・^^;
大して歩いていないのですが小さな町なので、
バス通りからもちょっとの距離しか離れていないのに、
周りはひっそりと山に囲まれ、タイムスリップでもしたかのような風景にも出会いました。
さて、バスが通るようなちょっと広い通りに出ました。
このバスの時刻表、見えますか？
１時間に１本しか走っていないようです。
不便かもしれませんが、
それがこの街のゆったりとした空間を造りだしているのかもしれませんね。
そうそう、このひし形の模様が並んだ壁。
なまこ壁と言うのですが、この辺りには昔のままにまだ残っています。
このレトロな郵便ポスト。
どうやらこれは現役のようです。
所々錆びつきながらも、ずい分頑張っているのですねぇ。
このパン屋さん、どれも１００円なんですって。
この時はまだ準備中でしたが、
帰る時にカレーパンを買って駅で待ち時間に食べたら、
ふわっとしてとても美味しかったのですよ。
中のカレーも香辛料が効いていて大人カレーの味。
普通はパン生地を揚げてありますが、このパン屋さんのカレーパンは揚げていません。
ヘルシーですよね。
お散歩のラストを飾るのは、理容東京軒と言う床屋さん。
今も普通に営業しているようですが、
なんとこちら、
ベルリン国際映画祭の特別作品に選ばれた
「バーバ吉野」という映画の撮影地になったお店だそうです。
湯の華小路の早朝散歩を終えて、泊まったお宿はもうすぐそこです。
戻ったらまた温泉に入りましょう。
あら、そう言えば泊まったお宿の事ご紹介していませんでしたねぇ。
次は、昭和どっぷりなお宿のお話しでもしましょうか。
長々とお散歩のお付き合い、ありがとうございました。
― Today's sky ―
2015.9.24 朝 ＠土浦市
「 蕎麦の花咲く季節となりました 」
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続きを見てくださってありがとうございます。
私が好きな写真と一緒だわ。
なんだか嬉しいなぁ。
お花も新鮮に見えました。
いつもありがとうございます。
このムラサキの珠は ムラサキシキブというのですか？
知りませんでした。
きれいですね～。
トランペットツリーの下の写真も好きです。
まぁ嬉しい。
心が洗われるって感じていただけて・・・
飾り気もなく、素朴な昔のままなんですけどね。
それが、とても良いのですよね。
続編を楽しみにしていただけて嬉しいです。
いつもありがとうございます。ｌ
藁ぶき屋根、昔ふう？の床屋さん、懐かしい郵便ポスト・・・
何だか心が洗われます。
オシャレな建物もいいけれど、何だろう？
やはり日本人なのですね。
続編が楽しみです♪
そうですね、ホッとすると言う言葉がピッタリの場所でした。
カレーパンね、どうして1個しか買わなかったかなぁって、ちょっと後悔しちゃいましたよ(笑)
美味しかったんです。
豪華なお食事はありませんでしたが、
とても心が豊かになれました。
こういうのが本当の贅沢かもしれませんね。
いつもありがとうございます。
ここね、私もまた行きたいです。
まだまだ見落としているところがあったようで・・・。
ぜひ、お薦めです。
ここの温泉はとても温まって良かったですよ。
私、なんと5回も入っちゃいました(笑)
いつもありがとうございます。
そうそう、もう昭和そのものですよ。
懐かしいものばかりで、
むしろ新鮮にさえ思えてしまいます。
床屋さんの赤、青、白の意味するものが何かって、
クイズにもよく出ますね。
秋蕎麦の季節ですね～。
いつもありがとうございます。
あぁ、そうですねぇ。
その言葉がピッタリのような・・・
こんなご案内ですが、
楽しんでいただけたら嬉しいです。
いつもありがとうございます。
なんだか、暑かったり寒くなったりと忙しい毎日ですね。
見物の候補地になりました？
それは嬉しい限りですね。
是非、訪れてみてください。
いつもありがとうございます。
大河ドラマ、ご覧になってるのね(^.^)
私も観ています。
まさか、今回その舞台に行くことになるとは・・・
30歳という若さで・・・
人一倍充実した人生だったのかもしれませんね。
いつもありがとうございます。
のんびり散策して焼きたてのカレーパンを食べて私も
温泉に入りたいです♨
ゆったりと時間の流れる
ひなびた感じがいいですね、
温泉にも浸かりたい♨
コンクリート、ジャングルの中の温泉と違いレトロの言葉素のもの温泉地、名前も《蓮台寺》
いつも素敵なお話と、見たことのない世界へのいざないに感謝します。ありがとう。
最近はお天気が悪い日が多く気分的に滅入りますね。
お互いに、元気でいれる事に感謝し、充実した楽しい日々を過ごしましょ～ネ。
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行って見たい候補の一つとなりました。
また、吉田松陰縁の家が此処にもあったのはオドロキです。
！('_')！今日の爺のブログにお誘い
＊Ｙｏｕｔｕｂｅ動画やデジブック広場（ＤＢ）を見て頂き、ひと時の心の安らぎを感じて頂ければ嬉しいで～す！
!(^^)!ご覧頂いた感想やご意見を聞かせて頂くのを楽しみにお待ちしていま～す！
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吉田松陰はいま一番気になる人物です。
下田にも滞在していたのですね。
日本の変革期にまだまだ生きて活躍してほしかった人ですね。
蓮台寺、いいですよ～。
そちらからだったら、余裕で往復できますね。
可能なら温泉にも是非浸かっていただきたいです。
何もない街ですが、それが良いのだと思います。
いつもありがとうございます。
ひなびた感じがなんとも言えませんね。
茅葺の家とか古びた赤ポストなんかは私好みです～(^^)
少し南の下田は若い人が多いですが、
私みたいなオッサンは蓮台寺の方に惹かれます。
P☆
この建物は、県の指定文化財のようです。
中が見られなかったのが、とても残念です。
もう一度、行きたいと思います。
何と言っても、この雰囲気が好きです。
いつもありがとうございます。
吉田松陰が あちこちに 忍ばれて
有意義な 旅行でしたねー
若しかして この館 無形文化材に 指定されているので しょおねー 随所に 当時の跡が
伺えますねー 落ち着いた 良い処ですね～
又 お花も むらき式部の 色鮮やかな美しさ
吉田松陰が見たお花でしょうかー?
本当に昔に タイムスリツプ したような処で
古の 武人にお会いできた 思いになりました。有難う 御座いました。(__)