白い雪舟 ～流氷を訪ねて冬の北海道 その７（オホーツクの海）～

紺碧の海に浮かぶ　真っ白な雪舟


これ以上の　深い美しさが　あるだろうか




隠しようのない　透き通った海の底


覗けばそこは　穢れなき世界


*　*　*

オホーツクの海・・・
後から撮った写真を見て気づいたのですが、
波模様が普通の海と違うみたい。
私の気のせいでしょうか。

ちょっと不思議です。





大きなつらら。

つららって、とても懐かしい気持ちになります。
何故って、幼い頃に新潟県の小出町に住んでいたことがありまして・・・。
その頃の記憶がどこかに残っているのでしょうか。
他にも、部分部分残っている風景があるのです。
つららは、そのうちの1つなんです。





さて、いよいよ乗船です。

今回乗った船は、
オーロラ２という船でした。





あら、いらっしゃい。

なんて言われているような、
そんな親しげなかもめさん。





背筋を伸ばして、まるでカメラポーズをとっているかのよう。

逃げないんですよ。
たちまち乗船客の人気者になっていました。





いよいよ流氷を求めて出発です。





網走の街からどんどん離れていきます。








私たちの後をずっと追いかけて来るんですよ。








関東で見る海とは何か違うのです。

何だろう・・・。





この海の模様・・・

船の上は、
風がとても冷たくて指先も凍りそうだったのですが、
オホーツクの海を身体で感じていたくて・・・。





薄い氷のようなものが浮かんでいる？

空は美しい青空でした。
そしてそれにも勝る透明な海の美しさ。

感動しました。
あの透明な海に・・・。

船内は暖房が効いているのですが、
中に入ってしまうのがもったいなくて、
ずっと外に出てました　^^;





遠くに白い陸地のようなものが見えて来た時、
船上には、わぁ～っと言う感嘆の声が響きました。





白いものに近づくに連れて心が興奮してくるのです。





今年はあまり期待できないかもと、
心配していた流氷が目の前に迫ってきた現実に、
誰もがその歓びを露わにしていましたね～。





浮かんでいるんですよ。
白い雪のお皿が・・・プカプカと。





深みのある青い海に浮かぶ真っ白な流氷。
このコントラストの美しさには、心を奪われました。





そして間近に見る流氷の塊。
海の透明度に再度驚きました。





水の中で青白く光っているように見えるのです。





とても神秘的で、妖精でも住んでいるのではないかと思うくらい。





地球って、丸いんだなぁって思える水平線。





おっと！忘れちゃいけない。
かもめさんの存在(笑)





青い空に白い雲。
青い海に白い流氷。

どちらも甲乙つけられない美しさを競っています。





追いかけてくるのは、
かもめさんたちだけではありませんでした。

まるで、雲まで追って来ているような・・・。





船のあしあと・・・





遠くに島のようなものが見えてきました。
能取岬だそうです。

こうして船の上から眺めていると、
まるで日本ではないような気持ちになっていました。

もちろん、寒かったですよ。
でも実はね・・・

行く前に北海道のブロガーさんで、
「＊ m i c a m e l i f e ＊」のmikaさんに、
防寒のアドバイスをいただいていたのです。

寒い時のカメラについても、
と～っても参考になって助かりました。

この場を借りて・・・、

mikaさん、ありがとうございました。
お蔭様で、防寒バッチリでしたよ(^^)v

こうして今回の旅行で一番の目的だった流氷には、
無事ご対面できたのです。


でね、
流氷までは良かったんですよ。
お天気も
船を降りるまではね・・・

このあと、
まだ見学するところがあるのですが・・・。

北海道の旅はまだ続きます・・・。

―　18日のToday's sky　―

2016.3.18 午後　＠つくば市

「　太陽がかくれんぼ　」

―　19日のToday's sky　―

2016.3.19 午後　＠川崎市

「　雨が上がってぱ～っと晴れ　」

―　Today's sky　―

2016.3.20 午後　＠川崎市

「　桜の蕾ふくらんだかなぁ　」

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