良薬は鼻に臭し・・・？

いつもの駐車場までの通り道。

一日の疲れを癒してくれる道です。



そして今、ドクダミの花が満開です。
この花は、独特の匂いのせいかあまり好かれていないようですが、私は好きです。



深い緑の葉の上に清楚な白で可憐な花をちょこんと付けています。
葉っぱもハート型で、これまた可愛らしい形をしています。

この葉と花とのコントラストがなんとも言えません。
形と色のバランスといい、素敵です。
そして風が吹くと一斉に踊りだします。
その姿の可愛らしいこと・・・。
いつまで眺めていても飽きることがありません。



ドクダミの花言葉は、「白い追憶」「野生」
別名十薬（じゅうやく）と言いますが、これは十種類の薬の役目があるようなことから付いた名前のようです。
またドクダミという名前は「毒を矯める・止める」という意味を持つとか、「毒や傷みに効能がある」という意味の「毒痛み」に由来すると言われているようです。

ドクダミは、煎じて飲んだりするほかに、傷やおできなどができた時に葉をすりつぶして傷口に塗ったりしますね。
これはドクダミのにおいのもとになっている「デカノイル‐アセトアルデヒド」という物質に、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌、白癬菌（はくせんきん）などの細菌や、ある種のウイルスの活動を抑える力があるからだそうです。
その他にもさまざまな有効成分が含まれ、傷口の止血や再生にも効果があるとされているようです。

葉を乾燥させて、それを煎じて飲むのは、風邪や便秘の治療・高血圧の予防に良いということでよく知られていますが、お風呂に入れると冷え性にも効くと言うことをご存知でしたか？



そう言えば私も知らなかったのですが、この白い部分、４枚の花弁のように見える部分はじつは本当の花弁ではないそうです。

これは総苞片（そうほうへん）と呼ばれる器官で、中心部の黄色い部分（しべのように見える部分）が花の集合体だそうです。
つまりたくさんの小さな花が集まって、ひとつの大きな花のように見える形を作っているのだそうです。
そして本当の花（小さなひとつひとつの花）に花弁はないそうです。

紫陽花といい、クレマチスといい、花弁のように見える部分が実は花弁ではないというお花って結構あるものなんですね。

でも私の結論としては、お花って綺麗だったり、良い香りがしたり、可愛い姿を見せてもらえるだけで満足できちゃいます。



そんな事をしているうちに、薄暗くなってしまいました・・・。
一週間のお仕事、お疲れ様でした。

にほんブログ村のランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです。
　　　　　　　　↓↓↓↓↓


にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活（街） 関東ブログ
にほんブログ村 茨城 その他の街情報
にほんブログ村 花ブログ
にほんブログ村 季節の花
にほんブログ村 その他日記ブログ
にほんブログ村 つれづれ