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真冬の空の下
こんなに遠く離れていても
冬だからこそ
あなたの存在が よくわかる
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ずっと前から 気になっていたけど
会いにくる勇気がなくて・・・
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でも今日は違う
寒風に耐えるその姿に 心打たれ
迷うことなく
惹きつけられて ここに来たの
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殺風景になった 冬景色
ここであなたが守っているもの
共存しているもの
それを知りたくて ここに来たの
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冬衣を身にまとい
僅かなスノーダストをかぶり 氷の世界
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頑張れるものは
じっとこらえて 春を待つ
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大切なものは
氷の下に 閉じ込めて
今はまだ言えない 秘密のことば
暖かい春になったら きっと聞こえてくる
氷が溶けたら せせらぎの音と一緒に
あなたの声が
アイシテルって・・・
* * *
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この場所に行ったのは、とても寒い日の早朝でした。
辺りのものがほとんど凍るほど、
かなり気温が下がっていたと思います。
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東京からの帰り道、
常磐自動車道を走っていると、
田んぼの中にポツンと一つだけ小さな神社が見える場所があります。
それを見つけてから、何年が経ったでしょう。
ずっと気にしながら、
場所の検討を付けていつかは・・・・と思っていました。
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この季節になって、
更に周りには何もなく見つけやすくなっていましたもので、
思い切って探検してみたのです。
刈り残された少しの稲には、
枯れた稲穂がそのままついていたのが印象的でした。
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ホントに、どこを見渡しても何もありません。
遠くに小さな島でもあるようでした。
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まだ新しい鳥居がありました。
近づいてみましょう。
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「塚田稲荷神社」と彫ってあります。
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堂々とした風格。
ここをくぐって行きます。
参道って言うのでしょうか?
神社の大きさに対して、道のりが長いです(笑)
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するとまた鳥居。
今度は赤く塗った木でできています。
ここにも「塚田稲荷」と書かれていました。
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やっと祠まで辿り着きました。
守り木のような大きな木の下に、
小さく祀られている祠。
塗り替えたばかりなのでしょうか。
朱色が鮮やかです。
木の下に藁があります。
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この藁は何なのでしょう?
何かを祀っているのでしょうか?
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すぐそばに立っているこの木も、
春になったら花を咲かせるのでしょうか。
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今は水も凍ってしまうほど寒い季節。
できたら春になった時、
また来てみたいものです。
― Today's sky ―
2015.2.13 夕暮れ @つくば市
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「 夕焼けを覆う乱れ雲 」
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お早うございます。画像もポエムも素敵。
まるで神秘の世界に引き込まれるようにいざなわれました。私もいって観たくなりました。
でも、観光化されず・・そっとしてほしいような場所・・
あなたの手にかかると、そう思わずに居れません。
田んぼの中にポツンと一つだけ小さな神社
木々と相俟って、印象深いスポット
ですね
訪ねてみたくなる気持ちよく分かります
冬であるがうえに、いっそうと引き立つのかも
しれませんね
ありがとうございます
絵になるというか、物語になるというか。
不思議な雰囲気ですね。
塚田神社田の中に有り何故か懐かしい物を見る様な気がします
一の鳥居から神社まで田のあぜ道を行くような感じですねー
きっとこの神社にもいわれが有ると思います、それぞれ言い伝えが有るものですものね
何処にでもありそうで、懐かしさを感じますし良いですねありがとうございました
あの3・11の後、仙台の名取地区に入りました。津波に洗われ荒涼としたかっての水田地帯に、ぽつんと同じような祠が残っていました。周りに枯れた背の高い木がありました。
何としても何かを守りたかったかのようだと、地元な方から聞きました。
その通りだと思えました。
しかしながら、夏雪草さんの気づき力には感心させられます。
知らぬままに誰かが守ってくれてるのかな………独り言でした。
P(^_-)-☆
いつも過分なお褒めの言葉をいただきまして、
恐縮してしまいます^^;
このような風景、
やはり行ってみたくなりますよね。
神秘の世界と感じていただけて嬉しいです。
いつもありがとうございます。
こういった風景、
どうしても気になりますね。
まして鳥居となると・・・。
ponsunさんも同じような気持ちになっていただけて、
とても嬉しいです。
いつもありがとうございます。
最初に見つけた時は、
本当に不思議な感覚でした。
すぐにでも行ってみたかったのですが、
高速道路からでは、
まったく場所の検討もつかず・・・
何かの謎がとけたような気持ちでした(^.^)
いつもありがとうございます。
そうですね、
どこかに懐かしさがあるのかもしれませんね。
大きくて立派な神社も良いのですが、
このようにこじんまりとした祠には、
特別な思いが生れます。
きっと言い伝え、あるのでしょうね。
いつもありがとうございます。
あら、ご覧になったことあるのですか。
津波の後地に?
あの時、いらしたのでしたかぁ。
いろんな思いがあったでしょうね。
どんなに小さな祠でも、
そのようなお話しを伺うと、
やはり神さまの存在を感じてしまいます。
あ、私は単に好奇心が強いだけなんですよ^^;
いつもありがとうございます。