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天然木の温もりと、ほのかな香りに囲まれて毎日癒されています。アトリエバーグ・店主イシイのブログにようこそ

暑い、蒸れる、不衛生 マスクとのつきあい方を研究しています

2020年05月17日 | マスクのはなし
今日はマスクのはなしと、マスクの悩み(きっと僕だけではないと思います)を少し解消してくれる商品のおはなしです。


マスク不足解消を旗印に、明石自社工房の通常業務をシフトして4月いっぱいまで布マスクを作っていました。

幸いにも不織布マスクは十分過ぎるほど出回っている上、水着素材や涼感タイプなど機能的なアイテムが登場してきましたので、当社の役割は終えたということでマスクの制作を減産することにしました。

この間、わずか700枚程の微々たる枚数ではありますが、二人の職人さんにフル稼働してもらい、お客様に無事お届けすることができたことに安堵しています。

また、ご家庭で手作りされる方が相当数おられましたので、素材さえ調達できれば有事の際には医療用を除いて各家庭でも作れるという貴重な経験は、地震や台風など不測の事態の備えにもなると思います。

ひとつ気がかりなのは

布マスクという言葉が先行したため、布ならなんでもありの風潮でマスクが作られることです。

麻はデリケートな生地のため、耐久性や洗濯の際に難点がありますし、着物生地、デニムなど(ガーゼではない)綿は通気性が良くないと思います。やはり布マスクならダブルガーゼの綿がおすすめです。

個人的な考えになりますが、これから暑さや湿気が気になる季節に入りますのでマスク内の蒸れが一番心配です。

外出時間が長い方は、不織布タイプを2~3枚持ちながら気候や汚れなどの状況に応じて着替えた方が良いと思います。

できれば布マスクは秋冬の寒い時期に使うことにして、備蓄用にしておくのが懸命かもしれません。


マスクバブル崩壊にもかかわらず、新規のマスク事業参入者が増えている状況を見ますと、マスクがこれから生活雑貨の必需品として馴染んでいくのか・・・僕には少々疑問が残ります。

マスクの多様性という意味では、いろいろなマスクが今後も登場してくるでしょうが・・・

シンプルに考えますと

安価な不織布タイプを使いながら、布マスクを予備で使う。野球のピッチャーに例えると「リリーフ」といった位置づけになりそうです。


今回マスクの生産を減産したため、制作時間に少し余裕が出てきましたので「マスクケース」を作ってみました。

自粛期間(今もそうですが)、マスクを色々試しましたが、蒸れだけでなく、使わないときの収納には頭を悩ませました。

特にバッグに収納する時、使っていたマスクが「マスク以外のモノ」に、じかに触れることが嫌でたまりませんでした。


周囲に聞いてみると

我慢して外さないか、使い捨てなら捨てる

運転するときに外して助手席に置く

ビニール袋にマスク装着面が触れないよう収納する

僕の場合は、使い捨てなら都度廃棄して、布マスクは捨てるわけにはいきませんので、かばんの背面ポケットに入れて、あとで除菌ティッシュで拭いていました。(使い捨てマスクを捨てる時に、勿体無い感とゴミになるイメージがフッと湧いてきます)


今はデニムのマスクケースに、マスクを二つ折りにしてから収納していますが、マスクの生地に比べて耐久性があり、ゴシゴシ洗って使えますので、メンテナンスがとても楽になりました。入浴中に洗うのが習慣になりました。
※白物との洗濯は色落ちの可能性がありますので避けてください。


デニム素材はメンズ用に作りました。


かわいい 北欧風のお花柄


両サイドにボタン付き


マスクなどを挟んで、ボタンで留めるだけ


定番柄は全6色


お花柄大は全4色


バッグに気軽に収納 マスクを清潔に使う 携帯できる

アトリエ河島 手づくり マスクケース 11種類

人気の生地を使ってハンドメイドで作ってみました。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。

店主 イシイ

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