犬の問題行動の原因は、ほとんど飼い主が作っています.
写真と本文は関係ありません。
夕食後、遅く帰ってくる子どものためにとっておいたおかずを
テーブルの上に置いておきました。
子供が帰宅して、いざ食べようというとき・・・
かけておいたラップの半分がめくれていて、お皿も半分きれいに
なっていました。犯人はワンコということが判明!
テーブルの上に乗り、器用にラップをはずして、食べたようですが
これは叱れません。
テーブルの上に乗ることがあるのは知っていました。
椅子はソファで、配置換えが困難な状況です。
では、どうすれば防げたのでしょう?
これ以降、テーブルの上に食べ物を置き去りにしないようにしました。
そうすれば、ワンコを叱らないですみます。
同じことがおきないように飼い主が学ぶことが大事なんですね。
たまたま、食べても大丈夫なものだからよかったようなものの、
食べさせると健康被害を招く場合があります。
お薬なんてもってのほか!
チョコレート:興奮状態、心臓バクバク、命の危険
エビ・カニ・イカ・タコ:腰が抜ける
玉ねぎ:貧血になる
*アメリカでは、ブドウ:貧血・胃腸障害 の報告ありとのこと。
「無駄吠え」というのも、人間にとっては「無駄」ですが、ワンコ
にとっては理由があります。
外で排泄する習慣なら「トイレに行きたいよ」
ごはんの時間を待たせすぎれば「早くちょうだい」
飼い主が帰宅したときには「早く遊んで」
ワンコは、満足していれば吠えなくてすむことが多いようです。
ワンコの日常を知り、規則正しい対応をしてやりましょう。人間の
都合や感情でワンコの生活を振り回してはいけないと思います。
教えてもできないと思うことがあるかもしれませんが、その場合も、
飼い主の教え方に問題があることがほとんどです。
良い・悪いがわかるように、はっきりしたサインを出してやること
や、タイミングが大事です。
好ましくない時に声掛けをすると「なに?何の音(声)?」と、行動が
やむ時間があります。そのときにやめたことを褒めましょう。
状況によって、好ましくない時には無視するのも、「褒めてくれないこと
は良くないこと」のサインだとわかるようになります。
人間の子供に、にこにこしながら「〇〇ちゃんは悪い子ね」といっても
悪いとは思われませんね。だって、嬉しそうに笑っているんですもの。
言葉がわからなくても、感じることはできます。
微笑むのは褒めるとき、叱るときは真剣な表情をするように、メリハリ
が大切です。
ワンコを悪者にする前に、飼い主側に落ち度や原因はないか?と
自然に考えられるようになれたら良いですね。