犬を迎える前に、犬の生活の場を考えておかなくてはなりませんね。
大きく分けると、室外で飼うか・室内で飼うかということがあります。
いずれにしても、犬が安心して過ごせる場所の確保が必要です。
クレートの中が好き
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なぜかここにいると安心
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昔は、犬を飼っている一戸建て住宅のお庭には、犬小屋がありました。
春日部市にお住まいの野原さんのお宅の庭には、犬小屋がありますね。
最近の住宅街では犬小屋をほとんどみかけません。大型犬でも室内で
飼うことが増えているようです。
室内の場合は、共同スペースが多くなりますので「ルール」が必要です。
犬が立ち入って良い場所と悪い場所は、飼い主が予め決めておくことです。
サークルにしろクレートにしろ、その子専用の場所を作り、不必要な干渉を
しない場所にしておくことも大事ですね。
犬だって、疲れて休みたいときや人と交流したくない時があるのではない
でしょうか?安心な逃げ場所が、1か所は必要だと思います。
では、「この場所」を決めたとして、毎日の食事の場所・日に数回のトイレ
の場所をどうしましょうか?
食事の場所・トイレの場所を覚えてもらうのは大事なことです。人間に都合
良いだけでなく、犬を清潔に保ち、病気や悪臭から守ってやれます。
サークル内で食事も排泄もできるようにセットしているご家庭があります。
十分な広さがあり、犬が水をこぼしたり粗相をしても、寝場所や居場所を
汚さなければ良いと思います。清潔を保ってくださいね。
室外の場合は、人間と犬の生活の場が、かなりはっきりと分かれています。
たいてい、犬小屋・玄関先・縁の下などで、必ずつないで飼いますが、
つながれている鎖の長さの範囲だけ動けます。時には長いチェーンなど
を張り、その区間は自由に移動できるようにしているご家庭もあります。
人を噛む事故や、侵入者からの虐待から守らねばなりませんので、場所
はとても大切です。
また、食事や排せつの処理など、室内より目が届きにくく、億劫になる
場合があることにも注意が必要だと思います。
写真の子はクレートの中で寝ます。小さい頃に入れていた部屋ですが、大人になって
も当たり前の場所になっています。狭くなっているのに・・・
食事とトイレの場所は、当然、別の場所に作るしかありませんでした。
何か怖いことや嫌なことがあると、ドアの近くの電話台の横に行きます。これは、
たまたま覚えた場所です。子犬にじゃれつかれて、困って(?)ここにきたら、偶然、
子犬が離れて行っただけなのですが、本犬にとっては安らぎの場所になりました。