ミニチュアフード生活

制作したミニチュアフードを紹介したり日常生活について綴ります。

夏野菜と狩野英孝

2020-05-27 22:36:03 | ミニチュア
こんばんは。
夏が近づいてまいりましたので、夏野菜のミニチュアフード制作に入りました。
とはいえ我が家は日当たりが皆無のため、常にヒンヤリとしていて今のところ夏を全く感じられていませんが…。



新作のオクラ。
本物を買ってきて観察しながら作ったので、我ながらなかなか良く出来たと思います。



こちらは毎年制作しているトマト。
極小の種を均等に貼り付けるのに毎回苦戦します。

他にもスイカ、とうもろこし、きゅうり、ゴーヤーなど、これからどんどん作っていく予定です。


ところで、ようやく緊急事態宣言が解除されましたが、会社勤めをしていない私の生活は特に変わることはなくほぼステイホームで過ごす日々です。

以前遊んでいた「ホライゾンゼロドーン」をクリアして以来プレステ4のゲームには手を出していなかったのですが(私に操作出来そうな難易度の物がなかなか見つからないので)、そろそろ新たなゲームを始めたいなと思っていたところに友人から「デッドバイデイライト」という殺人鬼(キラー)と生存者(サバイバー)に分かれて鬼ごっこをするゲームを一緒にやらないかと誘われました。

鬼ごっこと言っても、もちろん殺人鬼が鬼役ですのでキャッキャウフフと追いかけっこをするわけではなく、追いつかれると普通にチェーンソーでズタズタに切られたりハンマーでぶっ叩かれたり、さらに弱ったところで馬鹿でかいフックに吊るされるというなんとも猟奇的なゲームでございます(しかも3回吊るされると処刑されます)。

操作の不安はもとより、追いかけられる+キラーの隙を見て発電機を修理するというミッションもあり恐怖でパニック状態になることも必至で、ただの役立たずサバイバーになるのが目に見えていたので遊ぶことを渋っておりました(キラー役も選べますが、初心者にはかなり難しい)。

そこで、一旦ゲーム実況のYouTubeで勉強してみてから遊ぶか決めようと考えたのです。
選んだチャンネルは巷で噂(?)の狩野英孝さんの「EIKO!GO!!」。
デッドバイデイライト初心者の状態から配信を始めているので、知識が皆無の自分も共に学ぶことができると思ったわけです。

ところが、ゲーム本体がどうでもよくなるくらい面白過ぎてすっかり「EIKO!GO!!」の虜に。
このままゲームを買わなくてもいいかなという気持ちにまでなってきてしまいました。
自らが狩野英孝の実況に勝てるくらいの面白さをこのゲームに見出せる気がしない…。


あさり過程

2020-05-18 18:59:00 | ミニチュア
こんばんは。
本日は何の脈絡もなく、貝界ではメジャー中のメジャーである「あさり」の制作過程を紹介したいと思います(突然作りたくなったから)。
今回は5年ほど前に自作した原型から型取りした物を利用します。

当時、雑貨店での企画展用に魚介類をモチーフにした作品をたくさん作りましたが、売上げが芳しくなかった事が蘇ってきて悲しい気持ちになったので供養のために作品の写真を貼っておきます。


タコとチンアナゴだけは評判が良かったです。

それでは気を取り直して、あさり制作に入ります。
まず、5年ほど前に制作した型を見つけ出すところから始まりました。


ホコリまみれでしたが無事でした(洗いました)。
こちらは「おゆまる」という名の通りお湯で柔らかくなるプラスチック粘土製です。そこまで精巧な物でなければこれで十分綺麗に型取りできます。100均でも買えますよ。



クリームっぽい色を練り込んだ粘土を型に詰めます。しっかり上から粘土を押し付けないと綺麗に型取りが出来ないので注意。



半日ほど乾かして型から外しました。
主張が激し過ぎるバリを切り取ります。



デザインナイフとヤスリで綺麗に整えました。



両面仕上げました。
ここからは着色に入ります。



極細筆で放射状に細い線を描いていきます。色は一定ではなく濃淡をつけた方がリアルに仕上がります。



描き込みを増やして着色完了。



両面を同じように着色し、貼り合わせます。



完成!リアルあさりの殻と一緒に記念撮影。


大きさは大体指先に収まるくらいです。

あさりは微妙にシンメトリーではないので両面の型が必要なのが少しだけ面倒ですが、あの窄まってる部分のくびれが肝なので端折るのは許されざる行為です(あくまで私の中でです)。

今回もザックリとした制作過程でしたが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


復活

2020-05-14 01:36:00 | ミニチュア
深夜にこんばんは。
しばらくの間スランプ状態でミニチュアフード制作がほとんど出来ていませんでしたが、ひとしきりミニチュア以外の事をやったら満足してやる気が舞い戻ってきました。

というわけで、最近作った物達を紹介したいと思います。


活うなぎが鰻重になる過程を表現した3連ブローチと、3連ブローチはインパクトとサイズがデカ過ぎるという方のために活うなぎ&鰻重の2連ブローチ。



みかん3連ブローチ、みかんピアス・イヤリング。



そしてこちらは新作の乾物3連ブローチ。
干し椎茸、煮干し、昆布です。
初夏の青空に全く映えない地味さを極めた品。



乾物の後にちゃんと夏っぽい物も作ろうと思い考えた新作、アイスどろどろ過程ブローチ。ただのアイスではつまらないと、溶けていく様子を表現してみました。
触っても手はベタベタにならないのでご安心ください。

この調子で引き続き制作頑張ります!(たぶん)


昭和レトロ

2020-05-06 20:37:42 | 日記
こんばんは。
相変わらずミニチュアフード制作が捗らないので、台湾料理に続きこんな事をやっておりました(台湾料理は小麦粉を使うメニューが多いのですが、現在品薄で入手できないため一旦休止中)。





昭和レトロ風味な色使いで、単純な図形モチーフを作っていました。
これらは全てミニチュアフードと同じ樹脂粘土製で、まだ金具が付いていない物はスタッドピアスやマグネットに加工予定です。

なぜ突然の昭和レトロなのかと言いますと、実は私は元々洋服が大好きで特に古着は現行品にはないカラフルで面白い柄がたくさんあって(しかも安い)、若い時分には買い漁っておりました。
同時にキッチン用品や雑貨も60〜70年代のデザインが大好物で、今でも少しずつコレクションを増やしています。


コレクションの一部。

こういった昭和の特徴的な色使いや花柄モチーフで、アクセサリーなんかを作りたいとずっと思っていたのに、ミニチュアフード制作に追われなかなか時間が取れず実現していませんでした。
そこで時間だけはたっぷり出来てしまった現状、今しかないと無心になって作りました。
シンプルな物ほど難しいと思い知りましたが、クオリティはさて置きとりあえず満足感でいっぱい。
ただただ自分の好みをひたすら追求して作っただけの物なので、今のところいつどこで販売するかは未定です。需要がなければ自分で使う所存でございます。

本当は制作したモチーフをピアスにすると、古着との相性がぴったりなのですが、残念ながらアラフォーになってしまった私は古着がめっきり似合わなくなったというか、むしろ悪い意味で似合い過ぎるようになってしまったというか…。
悲しいことに今の私が古着(特にワンピース)を着用すると、現代人がお洒落をしているのではなく、当時を生きていたおばさんがそのまま昭和からタイムスリップしてきたように見えるという意味での「似合い過ぎる」なのです。
つらい。

ミニチュアフード制作をぼちぼち再開したので、次回の記事からはまたミニチュアード関係に戻ります。