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庶民がコーヒーを最初に口にした地域、稚内

2023-02-28 15:11:43 | 日記

ローカルラジオで稚内は庶民がコーヒーを最初に口にした地域と言われている」と言う放送をしていた。

へー、そうなの⁈

文化4年(1807年)北方警備のため派遣された津軽藩士が寒さのため、水腫病などの病気で命を失った事を憂慮した幕府が水腫の特効薬としてコーヒーを配給したそう。

「津軽藩兵詰合の記念碑」 

上の碑は珈琲を飲むことができずに、亡くなっていった藩士たちを悼んだのと宗谷で薬用として飲まれていたと言う歴史を記念し、青森県弘前市の有志が中心となって建立したものだとの事です

記録によると
「和蘭コーヒー豆、寒気をふせぎ湿邪を払う。黒くなるまでよく煎り、細かくたらりとなるまでつき砕き二さじ程を麻の袋に入れ、熱い湯で番茶のような色にふり出し、土瓶に入れて置き冷めたようならよく温め、砂糖を入れて用いるべし」

と言う事でもっと以前から認識されていた模様ですが、庶民に薬効のあるコーヒーが届くのには随分時間がかかったようです…
歴史ではコーヒーが登場するのが享保9年(1724)、享和3年(1803)には水腫病に対しての薬効があることを発見していたそうですが、残念な事に最初の頃は犠牲者が出ても直ぐにコーヒーが用いられてはいなくて、恐らく相当な犠牲者が出てからの幕府の対応だったと言う事が想像できます。

幕府は、津軽・会津の藩士派遣が思わぬ悲惨な結果に終わったことから、次の年からは増毛まで南下して越冬することを認めたとの事で、極寒の地の厳しさは、想定外の犠牲者が出て分ったのでしょうね。
でも当時の幕府は可能な限りの方策を執ったと理解できます。
そこは今とは大きく違う所ですね‼

今では誰もが飲めるコーヒーも、庶民には程遠い薬だったんですね‼
身体に良い貴重なコーヒーがお手軽に口に出来る今が有難いなとしみじみ思います☕


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