哲学日記

尾崎方哉

イメージ 1



尾崎方哉(ほうさい)(自由律俳人)は、気になる人だ。

元々ねあかの人間が存在論的悩みと格闘して疲労困憊し、社会との絶え間ない違和感に悩まされ、それでも自分に忠実に生きようとしてしだいにひとりぼっちになっていく。

最後に孤独、無言、ひきこもりの生活を選びかつ選ばされ「ふっと消えるように死んでしまう」のだ。



漬物桶に塩ふれと母は産んだか


にくい顔思ひ出し石ころをける



雀のあたたかさを握るはなしてやる


海が少し見える小さい窓一つもつ


墓地からもどつて来ても一人


爪切つたゆびが十本ある


※尾崎放哉選句集
http://www.aozora.gr.jp/cards/000195/files/974_318.html


 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)  


荒木一郎 空に星があるように

 


いとしのマックス ☆ 荒木一郎

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る