哲学日記

サティの実践とはなにか

 
(過去記事)
1 サティの実践は、なにかをやりながら同時にそれを意識でトレースするダブルタスク作業だ。

 

2 人間の脳は、ダブルタスクではない(一度に二つのことを同時にできない)

 

3 コンピュータは、1個のCPUでも、1秒を非常に細かく分割して二つの作業を交互にすばやく処理することでダブルタクスを実現してる。

 

サティの実践は、このCPU的ダブルタスク処理回路を脳の中に作り上げる一大事業だとおもう。⇒

 

余計なことを考えず(上に書いたことも余計だ)毎日1秒1秒ただサティを根気よく続けていれば、やがて時が来て自然にこの回路が完成するのだとおもう。

 

 

 

 


ダブルタスク、マルチタスク脳になることが目的ではない。
脳などしょせん腐って溶けてしまう肉に過ぎないからだ。
 
解脱の道「常に即今只今に生きる」ために、この回路が必要なのだとおもう。

 

この一文を書いた十数年後に、アビダンマの講義を聞いて、脳はもともと五感入力を1刹那(1/75秒)ごとに交互にすばやく切り替え処理して日常的に見かけ上のマルチタクスをとっくに実現してると学んだ。

つまりマルチタスク処理回路は既にあるので、あと必要なのは、この既存回路がサティで安定して動作する神経配線の増強だけだということになる。これをヴィパッサナーが実現する。

(まあこれも余計な話で)毎日毎秒毎刹那、ただサティを根気よく続けていけばいいだけだ。

 

 

 

サティ

「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

PALAYE ROYALE - Eleanor Rigby - YouTube


www.youtube.com

 

(過去記事再録)

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