おれは昔から手に持っているものは何でも、無意識にその辺に置いて忘れてしまう困った癖がある。誰にだってあるしといわれるだろうが、おれの場合度が過ぎているとおもう。決してバカ自慢したいわけじゃないのだが。
ウエストポーチ以外は持ったらダメなんだと肝に銘じるまで、過去いくつセカンドバック的なものを失くしてきたことか。
今でも毎日、家の中で鍵、財布、USBメモリー等が行方不明になる。1秒前まで手の中にあったはずのものが気づくと無くなっていて、どこに置いたかまったく思い出せない。
「またやったか」と嘆息し、あちこち探し回ったあげく、いつもとんでもない場所で見つかる。
おれに悪意をもったもう一人のおれがいて、わざと見つかりにくい場所を選んで置き捨てにしている。
「こんなとこへ置いたらわからんやろ!」と自分で自分を叱るが…空しいだけだ。
「どなたも よくやることです」といわれたが、
おれの周りでは、これほどマヌケな体験談を聞いたことがない。みんな言わないだけなのかな。
「目の前にあるのに無い無いと大騒ぎをする」というひとも。
おれはそれも、子供の時からずっとあるから、直すのは無理っぽい。受け入れるしかない。
歳いって、これにボケもプラスされてきた。
マヌケ+ボケでわけわからんシュールな状況になって…まあ「さっき手にあった物がない」ってのも、すでに主観的にはシュールな状況だが。これからはボケがダブルトリプルクアドラプルと積重なって変てこ千万なカオスに吸い込まれるんだろうな…
もう自分で自分を笑いたい。
(My Favorite Songs)
ツッパリ High School Rock'n Roll (還暦編)(full ver.) / 横浜銀蝿40th
(過去記事再録)