逝く支度ーー死を基礎にした人生設計 増支部6集「賢善経」を読む|スマナサーラ長老のパーリ経典解説(12 Dec 2021 ゴータミー精舎) - YouTube
(出家に対してなされた説法だが、
人間の運命に出家在家の区別はない)
不幸な死を齎す6つの生き方
①雑務が好き
②おしゃべりが好き
③睡眠が好き
④衆会が好き
⑤仲間が好き
⑥妄想が好き
これらは有身見(自我の錯覚)を強めて、解脱を不可能にする。
おれの周りには、昔から
①~⑥コンプリート人間
しかいなかったし
今もいない
といって過言じゃない。
さらに
このリストに
⑦飲み食いが大大大好き
を当然加えるべきだとおもう。
むろんこれも
世俗人全員に完璧に当てはまる。
そして、何を隠そう
(というか、隠してもどうせばれるので、正直に白状するが)
おれ自身が
①~⑦ほぼコンプリート人間
なのだ。
耳がちぎれるほど痛い
(齎される不幸な死)
トホホの事実。
【結論】として
YouTubeチャプターから引用させていただきます。
(強調処理は私です)
1:41:40 参考にした仏陀の偈
‘‘Yo papañcamanuyutto, papañcābhirato mago;
捏造にふけり、捏造を喜ぶ獣〔のような者〕、
Virādhayī so nibbānaṃ, yogakkhemaṃ anuttaraṃ.
その者は〈涅槃〉を、無上の〈束縛からの安穏〉を失う。
‘‘Yo ca papañcaṃ hitvāna, nippapañcapade rato;
しかし、捏造を捨て、離捏造の教えを喜ぶ者、
Ārādhayī so nibbānaṃ, yogakkhemaṃ anuttara’’nti.
その者は、〈涅槃〉へ、無上の〈束縛からの安穏〉へ到達する」と。
1:44:19 偈の解説
papañcābhirato mago-
捏造を喜ぶ人
Magaは畜生、鹿、人という意味にも使えます。 ここでは人ですが、全体的生命・衆生という意味です。 捏造・幻覚が命を司る、繋げるエネルギーであり、生死の輪廻を繋げる糸でもあります。
nippapañcapade rato -
離捏造の教えを喜ぶ者
Padaは言葉、概念、道という意味です。 離捏造は空性とも言えます。概念が成り立たない境地です。
第四、「賢善経」終わり
(My Favorite Songs)
The Stray Cats Rumble in Brighton - YouTube