「ブッダの真理のことば」とサティとヴィパッサナー
ブッダの真理のことば(中村元訳)19たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。──牛飼いが他人の牛を数えているように。かれは修行...
「ブッダの真理のことば」とサティとヴィパッサナー
ブッダの真理のことば(中村元訳)19たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。──牛飼いが他人の牛を数えているように。かれは修行...
映画「他人の顔」
安部公房原作脚本の映画「他人の顔」。 当時中学生のおれは、映画館の看板のいわくありげな題名にひかれて観に行ったとおもう。 何を描いているのかさっぱりわからなかったが、感覚的にか...
我があれば死もあるが、我と死は両立しない。
我があれば死もある。 この事実にはっきりと気づくことが仏教の入り口だ。 大多数の人々は口先で「そんなこと当然だ」と言う。しかも我と死が両立できないことにも無意識だが気づいている。 ...
「気づき」が落ちれば、その時自分は死ぬ
(【真理のことば】ダンマパダ21 中村 元訳)より引用させていただきます。 つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境涯である。つとめ励む人々は死ぬことが無い。怠りな...
カムイ外伝
漫画「カムイ伝」及び「カムイ外伝」は誰の真似でもない創造的な作品で、子供だったおれは強烈なインパクトを受けた。 ...
許せない話「バガヴァッド・ギーター」
もう40年近く昔になるが、当時の自分の考えをまとめたものの中に、バガヴァッド・ギーターに関連して、こう書いてある。 ...
ブッダの教えは「自分」の得になると感じるようにできている
人は「俺、俺のもの」が錯覚だと分かるまでは、 「俺」の利益になる(と感じる)こと以外決してできない。 ...
現実がない夢物語人生
ブッダの教えを知らない人達は、物語の世界で生き死にしている。 物語を現実そのものだと無意識レベルの頑強さで思い込んでいる。 ...
「無明は単純に不知であり、それ以上の何ものでもない」であるはずがない。
おれは以前、『(盲目の)意志』は無明だ!… 「無明が単なる無知であるはずがない。それでは、現にある人間と世界が、現にあるようには理解で...