六日のあやめ

Sada City

さださん新アルバム「Sada City」感想。
意見には個人差があります。

うーん、困った。
自分勝手な言い分なんだけど、わたしゃ”まさしんぐタウン”と呼ばれていた頃が好きだったんだよー。
”Sada City”の住民たちの具体的な物語が見えにくくて、なんちゅーか私には高尚過ぎるっつーうか、難しくて眠くなっちゃう、って感じですのよ、すんません。
本来私はさださんの高尚さとか難しい言葉とか好きで、「プラネタリウム」と「図書館にて」は歌詩だけ読んだ時点では、おぉ!と思ったんだけど、聴いてみたらぐっと惹きつけられる感じじゃないのよ。
旋律が私好みじゃないってことかもしれない。
かつてはさださんのラブソングに自分を重ね合わせて切なくなるってこと多かったんだけど、年齢的なことなのか、具体的なストーリが浮かばないからか、胸をしめつけられる感じを受けなくて。
私も賢治は好きだけど、パサージュ論とかベンヤミンとかわかりませんがな。(笑)
市長挨拶に既にあったと記されてる「絵画館」では、”外苑を染めてゆく 金色の銀杏並木”の光景が浮かんできて胸キュンって感じだったんだよー。
”まさしんぐタウン”は現実の街とは違うんだろうけど、曲を聴いて神宮外苑に行きたくなったりしたんだよー。
”Sada City”でも京成線青砥駅とか、渋谷五島プラネタリウム(もうないんだっけ)とかわかるけど、曲を聴いて行きたくなる感じではないんだよー。
まぁ、昔を懐かしんでるだけじゃいかんのだけど、具体的なストーリーが浮かぶ歌詩や、激しい曲調の作品が最近少ないように思ってしまう。
とはいえ、さださんは面白い!という気持ちを私は持ち続けております。
「廣重寫眞館」って表記のこだわり私大好きなんだけど変換メンドイよね、曲目リストでコピペ。(笑)
ライナーノートの”記念日が毎年変わるというのは記念日の破壊だ”ホントその通りです。
ハッピーマンデーを考えた奴は誰なんだ?嫌いだー。(笑)

<好きな曲>
「古い時計台の歌」
古い桜が咲かせる花、古い時計が刻む時、決して古くはなくて今を咲き今を刻んでる、こーゆう深い目線ってやっぱさださん凄いと思う。
曲調も好きだし、自分の年齢重ねあわせてグッとくる。

「泣クモヨシ笑フモヨシ」
なんだかんだ言っても私は一生まるまです。
さださん勝手にストーリー終わらせないんですね、アンシンです。

「強い夢は叶う」
サビの安定感、初聴きで惹きつけられて、やっぱさださん巧い。
ずっとさださんが言ってきたこと、新鮮でなくてもブレがないから強いと思う。

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