六日のあやめ

「銭の戦争」第4話感想

「銭の戦争」第4話
新聞ラテ欄:「ヤクザへ反撃!!1億円回収して借金返済だ」

花嫁泥棒その後「自分でもわかんない。なんでこんなことしちゃったかな。」って口調と表情好きだわー。
前回での結婚式花嫁入場までは”金は湧いてこない、借金で悲惨な状況になるよりはいいだろう”って感じだったのが”本当にそれでいいのか?”みたいになって→花嫁誓いの言葉に「嘘だ」→マザコン男に対する目とか、梢さんへの自嘲っぽいニヤリとか、その表情の素晴らしさに興奮して、さてその後は?ってとこに、衝動的な自分への驚きとか困惑顔の富生がピタッとおさまった感じ。
そんな状況で未央から、断っておくけど一緒に逃げたからって好きとかそーゆうんじゃってのには、はぁ?何言ってんのこの脳天気娘、って思ったけど(笑)くい気味で「ん、俺も全然、そうゆうんじゃないから」って富生に萌えたし、取り残されて「あ、そう」っていう未央も笑えたから良しだな。(笑)

ヤクザへの取り立て期待通り面白かった。
最初の大黒への意思確認や、組長への近づき方、カッコいい!
桜田くんのアシストもいいなぁ。
暴行受けるのは返済に加えて治療費上乗せ狙いだったのかー。
ここ撮って、オッケーとか、急いで急いで、とかの動き、痛そうなのにコミカルシーンになってて可笑しい。
尾行に戻ってください、って相変わらず桜田先輩へのデスマス口調で面白いし。(笑)
紺野家での「あーいてぇ、あー動けねぇ、どーすんだオレ」も笑った。
ホームレスのシンジくん、2話での身の上話がちゃんと繋がってたのね。
シンジくんもずっと無事でいますように、2人が別々で空を見上げるシーン良かった。
大黒との最後の対決、突き落とされそうな緊迫感、大丈夫と思っててもドキドキしたけど、証券マンの過去や数字に強い特技で取り入ってた組長登場で勝利。
わざわざお釣り渡して「またのご利用お待ちしてます」痛快だぜっ!

ダークになった梢さんだけど、むしろ私は前より好きになってて、自分が嫌な女になってるって彼女の苦悩が伝わってくる。
未央に対する言葉「お金欲しさに楽な方法選ぶくせに、いざとなると赴Cづいていい子ぶる」って私も同感だし。
正直未央には魅力を感じるところが少なくて。^^;
未央と眼鏡友人との会話って大抵不愉快。
今回も、新しい仕事がどうか聞かれて、仕事内容より時給がどーとかっての答えとか、玉の輿がどーとか、この2人って前話までの会話でも仕事に対する真剣味を感じられなくて、そこが嫌。

「担保は君の良心だ。いつかその良心で俺を助けて欲しい。」がすっごく素敵だったから、未央には今みたいな中途半端な良心じゃなくて、今後本当に富生を助けることができる良心を見せてくれるといいんだけど。
今回良心を見せてくれたのは富生だよ。
「俺が一番苦しかったときに、何も言わずに俺のャPットに1万円札を入れてくれた人がいました。」ここで涙出た。

ツッコミ所満載だった顧客情報コピーデータだけど、青池のおばあさまが赤松に富生の正体をバラすためにはあの流れは仕方なかったかな。
赤松が用済みになった相手は記憶から削除する主義ってのはキャラに合ってて、今まで富生がホワイト化学の息子って気づいてなかったことに納得。
いきなり富生に「お前何たくらんでる?」って迫るのは意外だったけど、既に富生に脅威を感じてたりとか、赤松はホワイト化学に悪どいことをした自覚もあるってことかな。
紅谷さんからの助言で赤松に近づいただけの富生にはまだ赤松に対しての企みなんて皆無なのに、もう2人の愉快なやりとりは見ることできないのかなぁ。
もっといろいろ赤松金融メンバーによる痛快劇を見たかったけど、ホワイト化学に関する謎はもちろん知りたいから、富生VS赤松の盛り上がりを期待したい。

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