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花山季記

花・山歩・季節

有明山~一重山

2021年11月08日 | 山歩 - 甲信越




森将軍塚古墳からの眺め



しなの鉄道の屋代駅を基点に以下のコースで里山を一巡しました。

屋代駅~東山神社~有明山~森将軍塚古墳~一重山~成田不動尊~屋代駅



新幹線ができる前には信越線は何回も利用していましたが、屋代駅に降りるのは初めてです。

駅から線路沿いを南に進み、踏切を渡って東山神社の参道に入ります。



少し登れば東山神社です。

向かって右手の裏から有明山への山道に入ります。



まだ青い木もありますが、紅葉も ・・・ 。



リュウノウギク



しばらく登ると有明山将軍塚古墳に出ます。



有明山将軍塚古墳の木々の間からの眺め



ここから有明山に向かいます。



着いた有明山の山頂には三角点がありましたが ・・・



木々の為に展望は開けません。



静かに少し休んでから来た道を有明山将軍塚古墳まで戻り、そこから森将軍塚古墳に向かいます。

左下から道路が上がってきていて、それの終点の先が森将軍塚古墳でした。

前方後円墳で、全体が葺石で覆われています。






古墳の上にも上がれて、そこからの展望は広いです。



古墳上からの眺め(クリックで拡大) - 方角は西から北の方向

善光寺平の西から北に並ぶ沢山の山々が見えています。

篠山、虫倉山、戸隠山、高妻山、飯縄山、斑尾山などが確認できます。

北陸新幹線や上信越自動車道も見えています。



古墳上からの眺め(クリックで拡大) - 方角は北北東~東南東の方向

鞍骨山、大峯山などが見えていますが、広く知られた山ではありません。



雲が少し邪魔をしていますが、奥に北アルプスの白馬岳一帯の山々も確認できました。






付近の紅葉

古墳の周りを一周してから一重山に向かいます。



途中の紅葉



一重山の斜面



一重山山頂 - かつては屋代城が一重山全域に広がっていたそうです。



山頂からの眺め - 高雄山・篠山

ここから北に向かって、幾つかの曲輪の跡を下って行きます。



土塁・竪堀跡などが見られますす。



明るく開けた場所の矢代神社(扁額は矢代でした)



矢代神社前からの眺め






最後は成田不動尊で、参道の石段を下りれば、街中に下り立ちます。

後は屋代駅に戻るだけです。



屋代駅前から有明山(右奥の峰)



屋代駅前から一重山


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扇山

2020年11月13日 | 山歩 - 甲信越




扇山への登りから(少し雲のかかった)富士山



昔、天気に恵まれない状況で扇山~百蔵山を歩いた事があります。

その時は扇山山頂では真っ白で何も見えませんでした。

そして、百蔵山では休息中に寒さに襲われ下山を始めましたが、直後に激しく雪が降り始めました。

記録を調べたら、四十一年前の三月の事でした。

天気のいい状況で山頂に立ちたいと思い、友人と一緒に出かけました。



梨の木平から歩き始めます。

しばらくは薄暗い植林の中を登って行きます。



山の神



木々の切れ目からの眺め - 富士山 / 鹿留山 / 九鬼山

植林の中を抜けると、紅葉が見られるようになりました。












広々とした山頂に着きましたが、周囲が木々で囲まれていて、残念な印象です。

昔は展望がよかったはず、という証拠もないのですが ・・・ 。

まあ、とりあえず、なんとか富士山は見えていました。



山頂から富士山 - 大分雲に隠れてしまいました。



山頂から御正体山・鹿留山方面




下りは山谷経由で梨の木平に戻ります。









しばらくは紅葉の中の道でしたが、やがて再び薄暗い植林の中を下るようになります。



二十六夜塔



木々の切れ間からの眺め - 倉岳山・高畑山方面

程なくして人家が現れ、道路に下り立ちました。



後は梨の木平に戻るだけです。

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尾続山~コヤシロ山~要害山

2019年12月18日 | 山歩 - 甲信越




コヤシロ山から富士山




久しぶりに山梨まで出かけました。

中央線の上野原駅では南側に駅前広場ができていて、少々驚きました。

遠くからやってきたのでバスの時間には間に合わないので、尾続の登り口までタクシーを使います。

今日は友人と二人なので、負担は半額で済みます。



今回のコースは小さな里山を幾つか縦走して行くコースです。

タクシーを降り、さっそく尾続の登り口から歩き始めます。






冬晴の青空です。



しかし、道は植林の中となってしまい、陽射しの恩恵を直接受けられません。



紅葉は所々で見られるだけです。

最初の峰は尾続山です。



周囲は木々で囲まれていますが、木々の切れた一角から富士山が望めます。



尾根道を次の峰に向かいます。

実成山の東の峰に着きました。



ここからも木々の切れ目から富士山が望めます。

そして、ここから道の進む方向が西に変わります。



実成山の標識のある峰は平凡な場所で、次がコヤシロ山です。



ここも木々の切れ目から富士山が望めます。

コヤシロ山から今度は南に尾根道を辿ります。



道の雰囲気は変わりません。そして、所々で紅葉が見られます。



途中、トタンで覆われた小さな社が二つ見られました。

両方共に東を向いており、東に続く薄い踏み跡のようなものも見られました。

登下の人達によって祀られたものだと思います。



短いですが急な坂を登りきると「風の神様」です。



ここにも小さな社が祀られています。

崩れかけていてはっきりしませんが、やはり登下の方を向いているように思えます。

そして、ここでは展望が開けます。



風の神様からの眺め - 丹沢・道志の山々・富士山 (クリックで拡大)



富士山



不老山・高指山方面



熊倉山・三国山・連行峰方面

風の神様から道は南東方向に変わり、要害山を目指します。



途中の尾根道から - 丸山・土俵岳



途中の尾根道から - 雨降山・入山・二本杉



登下・大倉への分岐がある四辻に石灯籠がありました。

それには「秋葉大権現」とありました。

登下あるいは大倉の人々が要害山の山頂に鎮座する秋葉神社に参拝するためのものだと思います。



そこから一登りで要害山山頂です。

かつての山城の跡だということがよくわかる地形です。

ここからも展望が広がります。



要害山からの眺め - 丹沢・道志の山々 (クリックで拡大)



富士山はだいぶ見え難くなってしまいました。



三ツ垰山



陣馬山・高尾山 - 右側は石老山



石老山・石砂山 - その間の奥に高取山



要害山からは麓の小倉に向います。



雑木林の道を下ります。



眺めの開ける場所も ・・・。



赤い鳥居の目立つ山神社の前に下り立ちました。

境内には「道供養」という石碑がありました。



ここからは舗装された道を辿ります。



道の途中から丹沢の山々

広い道に合流し、鏡渡橋で鶴川を渡り、新井のバス停を目指します。



途中振り返って見た要害山


新井からバスで上野原駅に戻りました。

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烏帽子岳~湯ノ丸山 (二)

2019年07月02日 | 山歩 - 甲信越




湯ノ丸山山頂(南峰)



「烏帽子岳~湯ノ丸山 (一)」からの続きです。



烏帽子岳と湯ノ丸山の鞍部から湯ノ丸山に上がります。

陽射しを受け、暑さを感じての登りです。



振り返って見た烏帽子岳

花も見られますが 、何しろ暑さが堪えました。



レンゲツツジ



ベニサラサドウダン



マイヅルソウ



ミツバツチグリ



シロバナヘビイチゴ



山頂が近づき、ようやく風が少し感じられるようになりました。






そして、沢山のイワカガミが ・・・ 。




湯ノ丸山の南峰に着きましたが、そのまま北峰に向かいます。



北峰



北峰から烏帽子岳



北峰から再び南峰に戻ります。

その間、沢山のイワカガミが ・・・ 。

そして、ツガザクラとコケモモも見られました。












ツガザクラ



コケモモ












南峰まで戻ってきました。



広々とした南峰



南峰から篭ノ塔山・三方ケ峰



南峰から村上山・桟敷山・小桟敷山




南峰からつつじ平に向かいます。



ミツバオウレン



ゴゼンタチバナ



ツマトリソウ

つつじ平で、レンゲツツジの間を少し散策します。



篭ノ塔山






シロスミレ



オオヤマフスマ






湯ノ丸山




つつじ平から臼窪湿原に向かいます。



道沿いにはやはりレンゲツツジ



臼窪湿原 - 花は特に見られませんでした。



キャンプ場を通って地蔵峠に戻り、歩き終わりです。

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烏帽子岳~湯ノ丸山 (一)

2019年07月01日 | 山歩 - 甲信越




烏帽子岳南尾根から篭ノ塔山・三方ケ峰



梅雨の晴れ間に、烏帽子岳、そして、湯ノ丸山に出かけました。



地蔵峠から歩き始めます(夏季の特別な期間だけ佐久平駅からのバスがあります)。

まずは、烏帽子岳に向かいます。



キャンプ場から湯ノ丸山



ウマノアシガタ



レンゲツツジ



つつじ平への道を分け、湯ノ丸山の南側を水平に巻いて行きます。



マイヅルソウ



巻き道が南側から西側に移ってくると、烏帽子岳が見えてきます。






湯ノ丸山から下ってくる道と合わさり、鞍部から烏帽子岳への登りとなります。

花と眺めを楽しみながら登って行きます。



レンゲツツジ・ズミ



左手には湯ノ丸山、その右奥に篭ノ塔山などが望めます。 (クリックで拡大)



咲き残りのムラサキヤシオツツジ



グンナイフウロ



烏帽子岳から南に延びる尾根に上がり、そこから戻るように烏帽子岳に向かいます。

視界が開け、花も見られて、気持ちのいい歩きが続きます。



レンゲツツジ - 奥には根子岳・四阿山



ハクサンチドリ



ミヤマハンショウヅル






イワカガミ



ズミ



ミネヤナギ(果実)



コケモモ



烏帽子岳




着いた烏帽子岳の山頂からも展望が四方に広がります。



湯ノ丸山



山頂北端から足下



山頂から上田方面ですが、奥はハッキリしません。



山頂から奥に北アルプス - 雲が邪魔をして分かりにくいですが ・・・。



こちらもハッキリしませんが、奥に高妻山・黒姫山・妙高山など ・・・。




登って来た道を戻りますが、湯ノ丸山との鞍部へ下る道に入らず、南尾根を少し先に進みます。



膝から腰のほどの高さの笹の中にレンゲツツジが点在しています。






篭ノ塔山



湯ノ丸山



右奥に根子岳・四阿山



篭ノ塔山・三方ケ峰






烏帽子岳の南のピーク

レンゲツツジと眺めを楽しんだ後、先の鞍部へ下る分岐まで戻ります。






登ってきた時と同じように花と展望を楽しみながら鞍部まで下ります。




「烏帽子岳~湯ノ丸山 (二)」に続きます。



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