花山季記

花・山歩・季節

仙元山 (一)

2024年01月18日 | 山歩 - 南関東




小川町の南に位置する仙元山です。

山頂の北峰にかつて浅間(せんげん)神社があったそうで、それが名前の由来でしょう。

「浅間」を「仙元」と記す例は他にもありますが、その理由は分かりません。


東武東上線の小川町駅で降りて、青山の登山口に向かいます。

ちなみに小川町駅にはJR八高線も乗り入れています。



寒いですが青空が広がり、風も穏やかです。



北側の寒々とした道を登って行きます。

まず、山頂の北にある百庚申に寄ります。

ここがかつて浅間神社があった場所で、現在は庚申塔だけが並んでいます。

説明板 ==> コレ

庚申信仰については記述がありますが、庚申信仰と浅間神社の関係は書かれていません。














百庚申から少し下って僅かに登り返すと仙元山の山頂です。

山頂部は「緩やかな双耳峰」になっています。

三角点がありますが、切り開かれた北西の方角のみが見渡せます。



山頂からの眺め

風が穏やか ー すなわち冬型の気圧配置ではないので、上越国境の山々も見られます。



赤城山 ー 左端奥の白い山は朝日岳



子持山、その奥に谷川連峰



榛名山、その右奥に上ノ倉山・苗場山



奥に本白根山・横手山など



上半身だけ見せている浅間山





山頂を後にし、中腹にある仙元山見晴らしの丘公園に向かいます。



途中にあるハンググライダー(パラグライダー?)の離陸場から



同じく離陸場から筑波山をアップで



ここから明るい落葉の道となり、陽射しが心地よいです。






木を見上げて撮るのは私の好みです。



「仙元山 (二)」に続きます。




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