今日は二十四節気の立春です。
暦の上では今日から春です。
まだ、寒いのに立春というのは合点がいかないかもしれません。
それは、春=暖か、という意識があるからだと思います。
この季節感のずれは、旧暦と現在の暦との間に一ヶ月ほどのずれがあるからです。
そこで、私は、二十四節気上の春とは「次第に暖かくなる季節」と解釈しています。
すなわち、温度の絶対値ではなく、変化傾向で見るということです。
そうすると、立夏・立秋・立冬も納得できます。
夏=次第に暑くなる季節
秋=次第に涼しくなる季節
冬=次第に寒くなる季節
これは温度変化を折れ線グラフにすると分かりやすと思います。
下向きから上向きに変わるのが立春、上向きから下向きに変わるのが立秋になります。
そして、それぞれの中間点が立夏、そして、立冬になります。
気温の絶対値と変化傾向という二通りの見方で季節の移ろいを感じるわけです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます