花山季記

花・山歩・季節

天狗山~両崖山

2021年04月05日 | 山歩 - 北関東




ミツバツツジ、左上奥は天狗山



一ヶ月半前に山火事が発生した足利の両崖山と天狗山の様子を見に出かけました。

山火事が発生する一週間前にも歩いており、最近は結構訪れる場所ですので ・・・ 。

今回歩いたコースに限れば、全体的には思っていたより酷い状態ではありませんでした。

もちろん、場所によってはかなり焼けてしまった所もあり、未だに焦げた臭いのする所もありました。

山肌をなめるように火が広がったというより、あちこちに飛び火したという感じです。

また、焼け落ちた立木もありますが、落葉や下草が燃えたという感じの場所が多かったです。


今回は通七丁目の観音堂から山に入ります。



観音堂



しばらくは山火事の影響はありません。



ホソバアオダモ



ヤマツツジ



ミツバツツジ



右奥が天狗山ですが、手前の峰など何事もなかったように見えましたが ・・・



ゴジラ岩まで来ると山火事の跡が現れ始めました。

落葉や下草が燃えたようで地面は黒くなっていて、葉が熱で茶色く変色しています。



かわら山では指導標が焼け落ちていました。



地面は黒く、立木の根元も黒くなっていて、場所によっては焦げた臭いのする所もあります。

天狗山の山頂では一部標識などが焼けていましたが、立木などは残っています。

しかし、山頂下一帯は黒く燃えた跡が残っています。

もちろん展望は影響を受けていません。



天狗山から大岩山



天狗山から両崖山 - 見た目は何もなかったように見えます。



天狗山から両崖山との鞍部へ下ります。



鞍部付近の下草が燃えた跡



鞍部にあった指導票も焼け落ちていました。



鞍部からの登りで振り返って見た天狗山 - 山頂の下一帯が黒くなっているのが分かると思います。



ミツバツツジ、左奥は大岩山

出火場所だと思われる紫山に寄ります。

通報された方が撮影したという写真をTVで見た時、煙が見えるのは紫山だと思いました。

足利市消防本部は出火場所は山頂から南西200メートルの地点でたばこが原因と推定しているようです。

そこには複数のたばこの吸い殻が落ちていたということです。



やはり一帯の地面は黒く焼けた跡が広がっていました。



行き止まりの場所にはテーブル・ベンチがありますが、これは残っていました。(奥に見えるのは天狗山)

この手前に焼け焦げたベンチがありましたが、そこが出火場所なのでしょうか。

この後、両崖山の山頂に寄ってから、織姫神社に向かいました。



ヤマツツジ



ミツバツツジ



ホソバアオダモ






個人的には、両崖山は今の時期が一番いいと思います。

晴れていればもっと綺麗なのですが。



もみじ谷と奥に天狗山

山火事の影響がなかった織姫神社はいつもの人出でした。



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