花山季記

花・山歩・季節

石尊山

2021年02月22日 | 山歩 - 北関東




安中榛名駅付近から妙義山



北関東には幾つかの石尊山がありますが、今回は秋間丘陵の石尊山です。


北陸新幹線の安中榛名駅に降りたのは初めてですが、駅周辺は本当に何もありませんでした。

駅の西側から簡易舗装された細い道を上がって行きます



道の周辺は荒れ地が目立ちますが ・・・



所々に小さな梅畑があり、花が咲き始めていました。



しばらく上がると少し山道らしい雰囲気になりました。

しかし、それも続かず東西に走る道路に出ました。



これを西に向かって進みますが、南側が大きく開けます。



特徴的な妙義山(金鶏山・白雲山) - 中央奥に白く見えているのは八ヶ岳です。

ほどなく、右手に石尊山への入口が現れ、そこから急な山道を上がって行きます。



少し上がった所からの妙義山(白雲山・裏妙義の峰々)



この先は植林の中の道となりますが、大きな岩の上に不動明王像が祀られていました。

石尊権現の本地は不動明王です。

そして、あっけなく石尊山の山頂に着きましたが、誰もいませんでした。



山頂には様々な大きさの石祠が並んでいましたが、名前が示すように全て石尊社だと思います。



展望は御荷鉾山方面が望めるだけでした。



山頂からは東に尾根を辿ります。



左手には榛名山が見えますが、どうしても木々が邪魔をします。



同じく木が邪魔ですが野反湖周辺の山々が ・・・ 。



山頂からの下り始めは急でしたが、その後はなだらかな道が続きます。



右側に大きく曲がり、戻るように下って行くと上長岩地区の東に出ます。

地図を頼りに御殿山への道を探しますがわかりません。

ここだと思う所は、金網で囲われて太陽光パネルが並んでいて立入禁止です。

仕方ないので、長岩地区まで道路を下って、そこから御殿山に向かいます。

御殿山に向う巻き道を進むと駐車場に出ました。

四十七士像のための駐車場のようです。

ここから四十七士像に向かいます。



まず、現れたのは岩戸観音堂跡でした。

御殿山の東南側は岩壁が連なっています。



東側に回ると同じような場所に四十七士像が並んでいました。

しかし、最大の疑問は何故ここにあるのか、という事ですが ・・・



このような説明書きがありました。

一瞬アレッと思ったのは片岡源五右衛門が当村出身?

誤解を招く書き方ですが、当村出身なのは源五右衛門ではなく家来の元助です。

理由はわかりましたが、そうすると江戸時代に作られたということになります。

さて、ここから踏み跡程度の道を辿って、御殿山の東側から北側に回り込みます。

北側からも踏み跡が来ていましたが、ここから南にちょこっと登れば御殿山の山頂です。



木に山名の札がかかっているだけで、何もありません。

岩壁の上に乗る山頂という雰囲気もありません。

来た道を駐車場まで戻り、後は安中榛名駅まで戻るだけです。


コメント    この記事についてブログを書く
« 椿 - 珠錨、さつま、菊更紗 | トップ | 金山 展望 »

コメントを投稿