大中小の長さのロープ(ヒモ)を使ったマジックです。
ヒモは演じる状況で太さ長さがかわります。私は幅10mm。長さは20cm、60cm、100cmで演じています。
ヒモを取り出し1本づつ見ている人にゆっくり見せながら右手から左手に渡す。
②小のヒモを折り返す。 ③中のヒモを折り返す。 ④大のヒモを折り返す。
折り返したヒモが見ている人に分かりやすいように左右に分ける。
⑤元のヒモと折り返したヒモを左右の手で持つ。 ⑥それぞれを握って左右に引っ張る。
⑧ヒモの長さが違うのでこのようになりますと言って小のヒモに息を吹きかける。 ⑨ヒモが伸びていく。
ヒモが伸びていく時はゆっくり引っ張る。
⑩引っ張るとすべて同じ長さになる。 ⑪左手に持ち替えて3本が同じ長さであることを示す。
両手で3本を丸め一本づつ取り出すと元の大中小の長さのヒモに戻る。
タネあかし。
分かりやすいようにヒモの長さに合せて色を付けています。赤が小のヒモ、青が中のヒモ、緑が大のヒモです。
②の時の折り返しで小のヒモを大のヒモと交差させてヒモを入れ替える(ここが難しい。見ている人が分からないように練習、研究、工夫してください)。
後は中のヒモ、大のヒモをそのまま折り返す。この状態で左右に引っ張ると小の折り返したヒモを大のヒモがずれていき中のヒモと長さに同じになる。
3本のヒモが同じ長さになる。
このマジックには続きがあります。⑪の時に右手で1本づつ取っていく。最後に左手の1本を右手で取ってすべて同じ長さであることを見せる。
ここから3本のヒモを結んでいき1本にする。左手の中に結び目を握りながら大きく巻くように持つ。
左手を開いてヒモを下すと結び目が無くなり長い1本のヒモになる。
このやり方はカズ・カタヤマさんの ゛図解マジックパフォーマンス入門 ゛にヒモの結び方や演じ方など詳しく載っています。
このマジックで見ている人が驚くのは左右に引っ張ってヒモが同じ長さになった時、そして最後に結び目の無い1本のヒモになった時です。
ヒモは始める前に見せる事もできるし終わった時にも見せる事ができる。
今回説明に載せたマジック(上記のマジック)は見ている人の目の前でやってもヒモの入れ替えには気づかれませんでした。
非常に良いマジックで気にいっています。
私はこのマジックを1年ぐらい練習研究工夫してきました。先日大勢の前で初めて演じた。演じていてお客さんが驚くのが見えたので成功したと思います。
皆さんも練習、研究、工夫して大勢の人の前で演じてください ♪ ~
ではまたマジックでお会いしましょう ☆ ~