アーカイブ2012/モニュメント
きものサローネのすっかり顔になってしまったモニュメント。花想容の中野光太郎さんが、予算のない中、苦心に工夫を加えた傑作です。何しろ三井ホールの天井までの高さは7メートルもありますから、空間をうまく演出しないと、殺風景で間の抜けたものになってしまいます。最初の案では会場全体に六角に組んで反物を天井から吊り下げた布の柱を木に見立て、会場全体に林立した布と光が連なった森を作ろうとしたのですが、ちょっとした問題があってホールのエントランスを中心にディスプレーしました。これが会場全面に林立したら、すごかったでしょうね。舞台の上は、中野さんが絞り染めだし、秋のお花畑をイメージした「COSMOS=コスモス」と題したオブジェです。
今年も中野光太郎さんと、シルクギャラリーの成瀬優さんがコラボして昨年を上回るオブジェを準備中です。8月に製作途中の成瀬さんを訪ね、その一端を拝見しましたが、なんというパワーなのか、そのすごさに驚嘆。11月に大会場での個展を控えている中での今回のオブジェ制作。渾身の一作です。何はともあれ、当日は絶対三井ホールのオブジェを御覧ください。驚きますよ。
きものサローネのすっかり顔になってしまったモニュメント。花想容の中野光太郎さんが、予算のない中、苦心に工夫を加えた傑作です。何しろ三井ホールの天井までの高さは7メートルもありますから、空間をうまく演出しないと、殺風景で間の抜けたものになってしまいます。最初の案では会場全体に六角に組んで反物を天井から吊り下げた布の柱を木に見立て、会場全体に林立した布と光が連なった森を作ろうとしたのですが、ちょっとした問題があってホールのエントランスを中心にディスプレーしました。これが会場全面に林立したら、すごかったでしょうね。舞台の上は、中野さんが絞り染めだし、秋のお花畑をイメージした「COSMOS=コスモス」と題したオブジェです。
今年も中野光太郎さんと、シルクギャラリーの成瀬優さんがコラボして昨年を上回るオブジェを準備中です。8月に製作途中の成瀬さんを訪ね、その一端を拝見しましたが、なんというパワーなのか、そのすごさに驚嘆。11月に大会場での個展を控えている中での今回のオブジェ制作。渾身の一作です。何はともあれ、当日は絶対三井ホールのオブジェを御覧ください。驚きますよ。