近代短歌データベースを検索するだけのブログ 

近代短歌DBは近代短歌15万首の全文検索と簡易分析を提供するサイト。運営は村田祐菜先生。私はそれを検索するだけの人。

検索ワード「もんじゃ焼き」

2022-09-29 23:06:59 | 検索するだけの人
ヒットした短歌: 0件

もんじやでもヒットなし。

お好み焼きでもヒットなし。

山女や玉蜀黍、パンはよく焼いているが、もんじゃ焼きに近代歌人は興味がなかったみたい。江戸っ子って、岡麓くらいかな。それでも、もんじゃ焼きか誘うことはなさそう。
八重洲お好み焼きもんじゃ会館で夕食。山盛りしらすもんじゃ、赤海老、明太子もんじゃ。


検索ワード「沖縄」

2022-09-29 13:39:54 | 検索するだけの人
検索ワード「沖縄」

ヒットした短歌: 15件

花茣蓙にあぐらゐ思ふ美しき沖縄の踊月夜の踊 : 前田夕暮 『歌稿 晩年歌稿』, 1947, [1947]

沖縄の続谷山の踊着の青波の光愛しはた愛し : 前田夕暮 『歌稿 晩年歌稿』, 1947, [1947]

沖縄を思ふさびしさ。白波の残波の岸の まざまざと見ゆ : 釈迢空 『倭をぐな』, 1947, 1955  

草の汁まぶしたるらし沖縄の花織手巾みつつあかなく : 前田夕暮 『歌稿 晩年歌稿』, 1947, [1947]

沖縄に行きて遊ばむ。危々に 死なむとしたる海の こほしさ : 釈迢空 『倭をぐな』, 1948, 1955

沖縄の太きはふかし切干となして小屋根の上に干すなり : 前田夕暮 『歌稿 晩年歌稿』, 1946, [1946]

沖縄の首里の都の知る人を 饑ゑに死なせつ。さびしき時に : 釈迢空 『倭をぐな』, 1948, 1955

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検索結果はほとんど前田夕暮と釈迢空。NHK朝ドラマ「ちむどんどん」もいよいよ最終週。


検索ワード「学徒」

2022-09-29 12:49:34 | 検索するだけの人
検索ワード「学徒」

ヒットした短歌: 31件

飛行兵つのるといへば忽ちに應ずる學徒召に餘るを : 窪田空穂 『明闇』, 1943, 1945
1947, [1947]

學徒みな兵となりたり步み入る廣き校舍に立つ音あらず : 窪田空穂 『冬木原』, 1944, 1951

入營に二月のありその間をと書に眼を凝らす若き學徒ら : 窪田空穂 『明闇』, 1943, 1945

動かではあられぬ學徒おのづから列組みて向ふ靖國の宮 : 窪田空穂 『明闇』, 1941, 1945

兵となる時の近きをいひいでて若き學徒らほがらに笑ふ : 窪田空穂 『明闇』, 1942, 1945

敎室に集ひ滿てるは命ありてにはかに兵とならむ學徒ら : 窪田空穂 『明闇』, 1943, 1945

をしへ子の学徒の部隊 いくさびとに、いさをあらしめ給へ。明治の大神 : 釈迢空 『短歌拾遺』, 1943, [1943]

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ヒットした31件中、27件が窪田空穂
いずれも学徒出陣の歌。
データベースの範囲では、学徒出陣当事者による作品はない。
昭和18年、学生の徴兵延期制度が廃止され、早稲田の学生、空穂の次男窪田茂二郎氏も応召。この時点では生死不明。そのまま終戦。

ロシア・ウクライナ戦争でプーチン大統領が軍の部分動員令を出し、病人も17歳の学生も徴収。訓練といってそのまま戦場に送り出している。

学生まで駆出すとなれば、戦局はにっちもさっちもいかない状況というわけで、送られるのは当然、いきなり激戦地ということになる。




「戦争」と向き合う シンポ「学徒出陣を語り継ぐ」要録 【早稲田文化芸術週間】2015年10月23日
https://www.waseda.jp/top/news/33889

ロシアで“デモの拘束者”や“学生”にも「招集令状」 逃れるためか…Google検索で「腕の折り方」急上昇
https://news.yahoo.co.jp/articles/da90f75165427b49dc52906d5e15ba9a8394bf39