検索ワード「亀井戸」
ヒットした短歌: 15件
久方の靑葉の晴を心地よみ草花買ふと龜井戸に來つ
伊藤左千夫 『[左千夫全集]』, 1904, [1904]
龜井戸の藤の莟は堅ければ雫垂りをり通り雨すぎて
島木赤彦 『氷魚』, 1919, 1920
龜井戸の社をいでて野の道を左に曲る臥龍梅の園
正岡子規 『竹乃里歌』, 1900, [1904]
亀井戸の墓に詣づと[※結果の一部のみ表示]
土屋文明 『青南集』, 1960, 1967
亀井戸の藤は長しも然れどもわが庭の藤は尺に足らずも
斎藤茂吉 『短歌拾遺』, 1907, [1907]
吾をつれて亀井戸に得せし菊の花にほひて居らむ一目見がほし
斎藤茂吉 『短歌拾遺』, 1907, [1907]
「葛餅」で検索してヒットした、古泉の亀井戸の短歌がなぜか入ってない。謎。
斎藤茂吉は伊藤左千夫に及ばないということなのかしら。
土屋文明も墓参りにきている。伊藤左千夫はだいぶ慕われている。
検索ワード「葛餅」
ヒットした短歌: 2件
口にあふ物となりぬと食みつづく黄粉かけたる皿の葛餅
窪田空穂 『卓上の灯』, 1953, 1955
み墓べに今日はまゐりぬ龜井戶の葛餅買ひて歸り來にけり
古泉千樫 『靑牛集』, 1924, 1933
亀井戸とあるから船橋屋の葛餅。伊藤左千夫の墓が亀戸天神近くにあるためそのためかもしれない。すでにアララギは出ている。
近代短歌データベースβは詞書や題が出てこないみたい。ちょっと残念。前後のつながりもみたい。
元祖くず餅の船橋屋 渡辺社長が辞任へ 交通事故、どう喝で騒動 本人申し出を受理方針
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a99f13986a2bbaeeda369fb32806ca77260cc1e