材割は勉強の場、良く産む天然産卵木の選び方

簡単に言うと茸菌の活性が衰えて安定期に入った朽木が適切であります

例えば雑虫の混入のある物と無い物ですと断然、雑虫混入がある材の方が産みます

茸菌が活性していると産卵した卵が菌糸にまかれてしまいますので、

そもそも親虫が好んで産卵しないですし幼虫のエサとしても向いていない

材割していると幼虫は茸菌活性部との境目から茸菌が衰えた部位を食い進んでいます

子実体がびっしり生えた立ち枯れの巨木とかですと

茸菌活性が衰えた部位を探して親虫が卵を産み付けます

生えてる子実体の古さと新成虫の脱出痕のあるなしが判断基準ですね

この木には虫入ってないだろう新材をバキバキに割る方がおられますが

ただの破壊のみで無知丸出しです　何でもかんでも叩き割ってはいけません

菌床産卵、人工植菌材でも同じことが言えますので

菌糸の活性が止り安定期～オガ、材の分解が始まった物を使うのが理想でしょう。　

目的としている種によってはあてにならない場合も有りますが　ご参考に。

最近テレビが超つまらん

伝説のコント番組　ごっつええ感じ　みすずちゃん

エノキ・カワラタケ 最高級産卵材

道路にぶち倒れて路肩に捨ててあった朽ち木ながら

手ノコでサクサク切れちゃう柔らかな材

断面の肉質は最高の状態！

ガラ類の巣穴アリですが問題なし

チビクワとオオゴキに使おうと考えています

エノキ・ヤナギはタンニンが少ないので色んな種が好んで産卵しますね

難易度の高いクワガタやってる人から見たらよだれが出ちゃう材です

もう１本あったのでまた拾いに行こう。