EVERYDAY I HAVE THE BLUES

音楽、将棋、本、映画などなど、
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今まで気づこうとしなかったことに目を向けさせられる本

2021-09-10 21:09:00 | 読書
「人間たちの庭 ホテル・サピエンス」
レーナ・クルーン
末延弘子 訳

読むと考えさせられる本。
SFというか幻想的というか?
哲学なのか?答えは書いてなく、話を読むと今まで、目を向けてこなかったことに目を向けさせられる。
どういうジャンルの本か、言葉にするのは難しい。
短編の27章。

訳の末延さんの後書きが、作者のことをわかりやすく書いてある。

作者レーナのクルーン。クルーン一族には、学者や芸術家が多い。ドイツ系のフィンランド人。
レーナには、子どもの純粋で明晰な視点がある。
今まで気づこうとしなかったものに目を向けさせる眼差しがある。見え方もあり方もみんなそれぞれ違っている。

不思議な本だった。
レーナ・クルーンの本は、何冊か訳され出ている。他も読んでみたくなった。

ルーシー。脳のこと、生物の誕生、宇宙の誕生へと。SF物!面白い^_^

2021-09-06 22:44:00 | 映画DVD(レビュー感想)

ルーシー

2014年 フランスとアメリカの合同制作


当時も映画館で見た。

Netflixで再度見た。


スカーレットヨハンソン主演。

モーガンフリーマンも出てくるSF物。モーガンフリーマンは、大学の教授で、脳を使う比率を増えるとどういうことになるかの仮説を立てている。ディスカバリーチャンネル系の番組好きにはたまらない話しです。






なんともスケールのでかいSF映画。


マフィアと脳の使用率がどんどん上がっていく事になってしまった女性が主人公。

ネタバレになるので、内容はここまで。

面白い!




ゴッホの死は他殺だった?

2021-09-05 10:18:00 | 映画DVD(レビュー感想)

「永遠の門 ゴッホの見た未来」を見た。

2018年 アメリカ制作。




ゴッホ。30歳代で人生を終えた。


20年程前にもゴッホのドキュメンタリーを見たが、それとは内容も違っていて見応えあり面白かった。


例えば、こんな映像があらわれた。

枯れている時期の向日葵畑が映った。沢山咲いている向日葵畑は、何度か見たことがあったり、通りがかって車をとめたりしてきたが、枯れた向日葵畑は見た記憶がない。でもゴッホは、沢山咲いている向日葵だけでなく、枯れた向日葵畑もよく見ていたんだろうなぁ。


また、こんな映像も。

青い絵の具で、木の根っこを描いている時に着ていた服が青で、綺麗だなぁと思った。その後、子供がゴッホを馬鹿にして近づいてくるシーンになった。


何を考えてたのか、何を見たのか、何を感じたのかを考えさせられる映画だった。


シェイクスピアを読んだりしていたようだ。

また、キリスト教信者で牧師になることも考えたことがあったようで、キリスト教に詳しい一面もあった。

悲しみは喜びに勝るという言葉も言っていた。


そして最後の死は、自殺ではなく他殺であったとこの映画はしていた。

20年前見た映像は、自殺だったが、現在では、他殺説が発表されている。







コミカルな面、泣きどころ2回ありの推理物

2021-09-04 17:13:00 | 映画DVD(レビュー感想)

屍人荘の殺人 2019年映画公開。

原作:今村昌弘

今村昌弘さんの小説は、本屋でたくさんならんでおり読んでみたいと思っている。


amazonプライムで映画に上がっていたので見てみた。






コメディな面、推理小説的な面、二度とあるラストでの泣きどころと楽しめた。

浜辺美波さんもいい味だして、美しくいい感じのキャラクターを演じていた。


ゾンビ🧟‍♀️と殺人事件が絡んだコメディありな推理小説で泣きどころ2回。

今村昌弘さんの本を沢山読みたくなった。