Kitakita no moto

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タイガーテンプル、やっと摘発されました・・・

2016-06-01 23:09:54 | ★Diary★

以下は私が2014年にタイガーテンプルを訪れた時に書いたトリップアドバイザーの口コミです。

テンプルとは名ばかりの、虎を虐待して金儲けしている施設”

1 / 5 2014/01/18に投稿しました

私は赤ちゃんトラへのミルクを挙げられるプログラムに参加するために一人1000バーツ払って赤ちゃんトラにミルクをあげてきました。が・・・


沢山すぎる程のトラとの写真を撮りましたし、赤ちゃんを抱っこすることもできました。
が、あえてその写真は載せないことにします。

日本の方もテレビ番組で、お母さん虎を殺された赤ちゃん虎を僧侶が保護してから仲良く暮らしているという番組を見た方も沢山いると思います。私もその一人です。

でもタイガーテンプルを調べるうちに、動物保護団体からの調査を受け入れないこと、トラに睡眠薬か何かの薬をのまして無理やりおとなしくさせたり、ずっと寝ているような状態にしていること、など色々なことがわかってきました。

実際行ってみて・・・、どんな薬を与えられているのか、暴力によっておとなしくなっているのかはわかりませんが、そこにはトラではないトラがいたといっても過言ではありません。
家で買われている猫以下の過酷な状況で、ひたすら何百人もの観光客の膝の上に頭を乗せて写真を一日中撮られ続け、微動だにできないトラがいました。

私が思わずトラの頭を撫でて、虎が顔をあげようものなら、すぐにボランティアとは名ばかりの現地スタッフに頭をげんこつで殴られていました。

ここの入場料、また写真を撮るための別料金、ミルクをあげたり猫じゃらしで遊ぶプログラムなどに観光客が沢山お金を払うことに寄って、トラを使ってお金儲けをしているとしか思えません。僧侶なんて一人しかいませんでした。

一生自由に歩いたり走ったり楽しく遊んだりできないのかと思うと、観光客としてきた自分が恥ずかしいし、この虎たちの自由を奪っているのもまた人間だし、悲しくて夜に涙が止まらなくなりました。サーカスのようだと表現した方が良いのか、見世物と表現したら良いのかわかりませんが、とにかく幸せな気分になることもなければ、自責の念でいっぱいの訪問でした。

ほとんどが欧米人で日本人は私たちを含め4人しかいませんんでした。
説明は全て英語で、タイ人ではなく、欧米人による施設になってしまっているようでした。

フェイスブックに虎との写真を載せたいからでしょうか。
本当に虎が好きで動物が好きだからでしょうか。
珍しい経験がしたいからでしょうか。

どんな理由にしても、観光客が行けば行くほど、虎は不幸になり、この施設が不当な金儲けをするばかりだと思います。

遅かれ早かれ、この施設はなくなると思います。
動物愛護団体に訴えられ、このままではいらないと思います。


今回の旅行は、まだ何も知らない私が、ただ虎を触ってみたいという理由でタイ旅行を決めました。
私のブログをいつもご覧になってくださってる方々、
たまたまタイガーテンプルで検索して見つけた方々。

どうか、どうかタイガーテンプルを支援しないでください。
テンプルとは名ばかりの、お寺でも何でもない、トラを金儲けの道具としか思っていない、ひどい施設です。

賛否両論あるかとは思いますが、あえて率直に、本当の気持ちや意見を書きました。
動物を好きな人間の一人として、観光客としてタイガーテンプルを訪れた愚かな人間の一人として、
書いています。


今日、こんなショッキングなニュースを目にしました。
やっと摘発されました。ここまで時間がかかり、何百頭のトラが犠牲になりました。
でもやっと終わりを迎えそうです・・・。

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