最近、読んだ本は、
『私、清掃の仕事してますけど?』
キム イェジ 著
小田 ミハル 訳 です。
韓国の著者が、掃除の仕事をしながら、体験したこと、自分の仕事への思い、やりたいこと、夢、などが描かれたコミックエッセイです。
20代半ばで清掃の仕事を始めた著者は、世間の偏見や他人の目が気になったり、悩んだりしながら、掃除の仕事で生計をて、もう一つの夢であったイラストの仕事をされています。
仕事=叶えたい夢、と捉えるのでなく、生計や安定、生活のための手段と考えてオッケー👌と捉え、
清掃の仕事で生計を立てつつ、夢であったイラストを描いています。
韓国では、日本よりも厳しい競争社会だそうです。もしかすると、想像以上の偏見があったのかもしれません。
仕事を通して、何が大切なのか、考えさせられる本でした。
将来の夢であった仕事についていなくても、考え方や行動で、また人生が開けていくような気がします。
私自身、夢を叶えるには至っていませんので、次の、本の帯にあった言葉が胸にささりましたよ☺
●書籍の帯より●
なりたい職業に就くのはかっこいいけど、生計を担うだとか、安定を求めるための職業でも価値ある労働に変わりない。
職業は、夢というカテゴリのほんの一部分に過ぎず、他のものでも十分、夢を満たすことはできる。
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