奇車のNゲージ改造記

ノーマルでは満足しない、日々コツコツ模型弄りするブログ。

鉄道博物館コンテナ車改 ②

2023-02-24 22:33:50 | 模型工作
クリアコンテナ車が編成になってくると、どうしても「専用機」が欲しくなる
コンテナ列車なので特に罐は選ばないが…どうせなら同じ雰囲気の車両にしたい。

しかし、クリア成型の機関車なんてあるワケ……


いや……あった‼️‼️
第2回国際鉄道模型コンベンション(JAM)の限定品として発売されたマイクロエース製C5525

何かの縁で中古を運良く入手し、チップLED(きらめきライト)にて電飾を施し「光るSL」として光る鉄博コンテナ専用機となった。



そこから月日は流れ…
今回運転会での遠征に伴い再整備することに。

第2回開催が2001年 つまり製造から22年
透明だった車体は紫外線劣化かやや黄ばんで来ている。ウチに来て電飾化したのが8年前だが、その頃より確実に焼けてきた感。
まぁボイラーが発熱するので機関車だけ良い塩梅に貫禄が出て来たと言えなくも無い…気がする。
 今回の整備はこの焼け色を逆手に取る事にした。

実は入手してから気になっていた事がある

車体は透明樹脂だが、他の付属部品は市販品の流用なので黒いパーツが付いている。
手摺、冷却管、開放梃子にヘッドライト、台車周り等 出来ることなら全て透明で揃えたい所だが自作できる筈もなく仕方なく諦めていた。


ただ、黄ばんだ事でシャンパンゴールド的な色で塗ってやると逆に違和感が無くなり馴染むという由。
黒いパーツにタミヤのメタルゴールドを筆塗りすることで俄然一体感が出て来ました。
ついでに従台車/テンダ台車にはお召し機っぽく色差しして特別感をUP

ちなみに光らせてしまうと車体の色味はあまり気にならないのでヨシ。
走りはすこぶる好調なのでまだまだ活躍して行けそうです(*^_^*)



続きます。







鉄道博物館コンテナ車改 ①

2023-02-24 06:55:16 | 模型工作
その昔… 
初めて大宮の鉄道博物館を訪れた時の事。
土産ブースで見付けた鉄博ロゴ入りコンテナ車
コンテナはクリア成型で綺麗
「行って来た記念に」と1両買って帰った。


これがそもそも「沼」の入口になろうとは当時は全く知る由もない。
丁度その頃、たまたま購入したフィルム基板の室内灯が光ムラが激しく持て余していた…

「これ、鉄博コキに積んだら光らせられるよな…」

閃いた以上はやるしかない‼️‼️

幸い台車はコキフと同型で集電化対応
台車間引き通しはGMの通電板をコキのフレームに合わせて曲げた物を床下に貼り付けてお手軽解決。
という訳で当初は白色に光るコンテナ車として落成した。

https://youtu.be/XVoYZuuUkUs







それから数年
五輪とコロナで開催が三年越しとなった国際鉄道模型コンベンション(2022)への参戦の為目玉車両として改修を施工。
白色室内灯→ポポンデッタ製レインボー室内灯へ積み替え、ド派手な光り物として好評を得た。



年は変わって2023年
ひょんな事から第二次改装を思い付く。
シースルーな現行コキシャーシの長所を集電板が台無しにしていると思えたからだ。
透かした分だけ床下に光が回って更に派手さを増すに違いない‼️

上が当初の通電機構
GM通電板を左右に貼り付けたもの。
簡単確実だが銅板2枚に遮られシースルーには程遠い…
対して下は改良後
銅板を台車周りのみとし、間は細い被覆銅線にて通電。これで見た目もスッキリ
…効果の程はというと
左/対策前 右/対策後

若干透け感は上がったものの思った程下までピカピカはせず。
お零れライティングなので仕方ないと言えば仕方ない(T_T)


この頃流行りのラベル描き
こんな感じでお気楽ラクガキ。



続きます。