がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

盗塁のサインは必要か

2010-01-08 20:55:51 | Weblog
投手経験がある人なら足が速い人は本当に嫌なものだ。

そんな選手を走者として塁に出そうものなら、投手は打者に集中できないし、捕手にとっても緩い球のサインは出しにくい。

つまり、相手の打者が球種を絞り易いということになる。

それは、自分達が守備についている時の話。


じゃあ攻守交替してみよう。


通常は、足が速いと認められている一部の選手だけに
「いつ行ってもいいぞ」
の特権が与えられている場合が多いと思う。
それ以外の人は、同じチームにいながら、自分には関係ないと思っているんではないのかな。


しかしながら、「それでいいのか?」という疑問が最近生じてきた。
いっそのこと考え方を変えて、「走るな」のサインを走ってほしくない時に出してみてはどうかと思ったりする。

そして、相手のピッチャーが油断している時は、いつでも誰でも隙を見て走っていいことにする。
走った結果がどうであれ、それはそれでいい。

本人の判断でチャレンジしたことに対して、結果は問わない。
もし失敗したなら原因を分析して、次はどうするかを話し合えばいい。
誰もがランナーになるわけだから、次の塁を目指す姿勢は全員にあっていいと思っている。

相手ピッチャーに「こいつはけん制もいらん」と思われれば、打者に集中される。
でも、いつ何時、誰が走ってくるかわからないという印象を相手に与えられることが出来たなら、相手投手の気持ちを分断できるのはもちろんのこと、ランナーに出ている選手達が自分の力で次を狙いだすんではないかと考えたりするのです。

「やれと言われればやります。」
そんな人は多いと思います。
そんな人に限って「言われたとおりやったがな」という言葉が返ってくるのも事実です。


自分に任される事で、自分の失敗を悔しく思い、自分で原因を考え、足りないものを補おうとする。

そもそも人間は、そんな生きものではないかとふと思ったのです。

偉そうにすいません
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