町の彫刻 風きらめく

朝は、上を見ないで急いで仕事に向かう私ですが、仕事帰りは、1日のことを振り返りながら、ほっとした気持ちで歩きます。周りの景色が見えてきます。
そんな時に、私の目の中に入ってくる彫刻です。
　
この彫刻は、風によって回転し動きます。
はやく・ゆっくりと。弧を描きながら、形が変化していきます。
　晴れ・曇り・雨・・・
　青空・夕焼けの空・・・　
　朝・昼・夜・・・
など、天候・時間・周りの状態によって違って見えてきます。
同じようで同じに見えない。
どんどん変化する。
光と色が弧を描きながら空の中で変化する。

時々立ち止まって見ています。

　　作家　北　裕行　　　　素材　ステンレススチール