練習目的のソロ彫り第2弾は「増女(ぞうおんな)」です。
増女の型紙は持ち合わせがないため、「小面」の型紙を参考にしつつ、増女の写真を元に彫りました。
今度の材料は、板目ながら大きな節もなく、順調に彫り進めることができました。 ラッキーでした。
きょうは、目の周りの小作りの前に、全体をヤスリがけしました。
さあ、次は白目の部分の彫りだ!というところで、念の為左右の目の寸法(幅、高さなど) . . . 本文を読む
能面の面打ちでは、10種類以上の彫刻刀を使います。
購入時の彫刻刀には、頼りない塩ビのキャップが付いていました。ケースに入れているうちに取れてしまったり、思うように付けられなかったり、あるいは彫刻刀の刃で切れてしまったりとあまり使い勝手がいいものではありません。
そこでまたまた自作です。といっても、例によって自作ともいえないくらい、超簡単シンプル。
薄めの革の端切れを目的の彫刻刀の刃よりも若 . . . 本文を読む
4作目「十六中将」(敦盛)も、ヤスリがけ(サンドペーパー)の段階になりました。
これまでの反省として、ヤスリがけが不十分だと、胡粉を塗ると、陰影の変化として表れてしまう(目立ってしまう)ということがあります。彫刻刀の扱いからすると、サンドペーパーを扱うのは簡単ですが、意外に奥が深そうです。
一方、私はすぐに指に豆(水疱)を作ってしまいます。また、右小指が幼い頃の怪我の影響で、第3関節以外は曲げ . . . 本文を読む
先週初めて自宅で筆を使った「彩色」をやってみましたが、自宅には「筆置き」がなかったのに気づきました。
能面にはこんな感じの(↓)、余った木のブロックで作った筆置きが用意されていました。
自宅にも、余った木のブロックはあったのですが、ノコギリで切って三角柱のブロックにするのもちょっと大変そうです。
それなら段ボールでつくろう、と思いましたが、ふと目に留まったのが古い年賀状の束。そ . . . 本文を読む
練習用ブロックには節があり、とても作品用には使えないレベルです。彫っていくと、ちょうど額のところに大きな節が。その実体は枝でした。当初は取り除くなんて考えてもいなかったのですが、以前のブログにも書いたように、摘出手術に成功。でも額に大きな穴が残ったのでした。
その後の話です。小さな欠けの修復用に、木工用パテを購入しました。すっかり固まっても、彫刻刀で再加工できることがわかりました。
そこで、額 . . . 本文を読む