先週初めて自宅で筆を使った「彩色」をやってみましたが、自宅には「筆置き」がなかったのに気づきました。
能面にはこんな感じの(↓)、余った木のブロックで作った筆置きが用意されていました。
自宅にも、余った木のブロックはあったのですが、ノコギリで切って三角柱のブロックにするのもちょっと大変そうです。
それなら段ボールでつくろう、と思いましたが、ふと目に留まったのが古い年賀状の束。そ . . . 本文を読む
練習用ブロックには節があり、とても作品用には使えないレベルです。彫っていくと、ちょうど額のところに大きな節が。その実体は枝でした。当初は取り除くなんて考えてもいなかったのですが、以前のブログにも書いたように、摘出手術に成功。でも額に大きな穴が残ったのでした。
その後の話です。小さな欠けの修復用に、木工用パテを購入しました。すっかり固まっても、彫刻刀で再加工できることがわかりました。
そこで、額 . . . 本文を読む
盆休み期間中、岩手県立美術館に。お目当ては舟越保武の彫刻、特にダミアン神父。(フラッシュ、動画でなければ撮影可能ということを確認)彼はブロンズのみならず、大理石や砂岩でも作品を残している。
(大理石)
(砂岩)
おかげで、それぞれの素材からくる表現の違いを比較することができた。大理石は、微妙な凹凸で、陰影のグラデーションが顕著に出てくる。リアルな人の顔を忠実に表現するには大理 . . . 本文を読む
先日、面打ちの練習のために、安価な練習用木曽檜ブロックを購入しました。
教室には持っていかず、最初から完全に自分だけで掘り進めることができるか、「ソロ彫り」に挑戦です。
練習用の木曽檜は、柾目ではなく、節なども混在していることを了解の上購入したものです。
確かに、節があります。大きな節が見えている方を裏面にして、彫り始めました。
初めて練習用の木材を彫ってみましたが、木 . . . 本文を読む
第3作「増女」(ぞうおんな)も、彫りの工程がほぼ終わり、きょうは自宅でヤスリがけをしました。
100番の紙やすりを小さく切って、手でヤスリがけします。手がヤスリがけされないよう、ニトリルゴムの手袋をして作業しました。手袋をするもう一つの理由は、作業中に、小指を面の目や歯などに当ててしまって、まぶたや歯が欠けてしまうのを防ぐためです。
結構手が痛くなりました。(右手親指爪のあたりなど)
だんだ . . . 本文を読む