kizukaワールド

暇な時に読んで下さい

2020-11-14 18:38:00 | 日記
学生時代、大体の人は黒歴史があると思うんですよね。

「恥ずかしい」と思うものもあれば「納得できない」と思うもの、はたまた「何故あんなことをしてしまったのだろう」という罪の意識、人それぞれあると思います。

僕にも沢山ありますが、今でも時々思い出して嫌になるのは3つ目、罪の意識です。

高2の時に年下の子、つまり後輩から告白されたことがあります。
僕は1日ほど空け、「ごめんね」の返事をしました。

なぜ1日空けてしまったんだろう?

当時の僕は自分でも分からず、まるでイタズラをした子どもが親に釈明するかのように「理由」を作りました。

「1日考えた」と。

嫌いな言葉なので使用を避けていましたが、つまり「言い訳」です。
(「理由」や「自己分析」を「言い訳」だと揶揄する人もいるので、それがトラウマになってます。それが嫌いな理由です)

しかし、この件は紛れも無く「言い訳」だったと思います。

僕は元々、その後輩を告白を受け入れるつもりはありませんでした。
にも関わらず、僕は選択を間違えました。

今思えば、それが始まりだったのかもしれません。

その後輩はもう1度、僕に気持ちを伝えてくれました。

「後輩じゃなく、1人の女の子として見てほしい。1日じゃなく、もっと考えてほしい」




僕は…その言葉から逃げました。




最初は「その子を傷付けない選択をしたい」という気持ちのまま、何を言うべきか悩み続けました。

考えれば考えるほど辛くなって、解放されたくて、僕は答えを出すことを諦めてしまいました。


当時は別件で自分のクラスメイトに関する悩みもあり、ただでさえ余裕の無い精神状態でした。
そんなものが理由にならない事は分かっています。
それでも「どうしようもなく辛かった」という事だけは書かせて下さい。



僕はその気持ちに答えないまま、過ごしました。

高3の頃、「僕がその後輩に『しつこい』と言った」という噂まで流れたと聞き、更に人間不信が加速しました。
根も葉もない噂を流され、皆それを馬鹿正直に信じる。
そういう世界でも僕は笑って過ごしていました。


笑ってると、誰も助けてくれません。
逆に誰もがナイフを振り回し、心を切り刻んで来ます。

それが「僕が犯した罪」に対する罰だとしたら、僕はどうしようもないクズだと思います。

その噂がその後輩に伝わった、という話も聞き、僕はその子を傷付けてしまったんだと自覚しました。



何故あんな選択をしてしまったのか。



クズなりに後悔しながらも、僕も高2の時のクラスメイトに恋をしていました。



その人に僕は3回告白しました。

その人は3回とも、ちゃんと返事をくれました。

全て振られましたが、「その人を好きすぎるあまりに辛かった気持ち」が少し軽くなりました。

ああ、やっぱり僕はクズだった。
同時に襲ってきたのは自己嫌悪。


以前、僕は「高校のクラスメイトへの恋愛感情」を「アイドルへの愛」に変え、乃木オタになったと書きました。



でも、罪の気持ちは消えません。

消してはいけないんだと思います。








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