―電磁弁部品・ステンレス精密切削加工を得意とする株式会社ミヤギ―
こんばんは。
神奈川県小田原市の電磁弁部品加工を得意とする株式会社ミヤギ 営業の武田です。
今日はカム式旋盤をご紹介させて頂きます!去年の5月頃に仕上げ切削加工を目的として中古のカム式旋盤を購入しました。
▲カム式の旋盤
カム式旋盤はモーターでカムを駆動させる軸を回転させ、カムの形状にならってX軸・Z軸のスライドが動きます。X軸用・Z軸用のカムがそれぞれ独立しており、製品の加工形状に合わせてX軸とZ軸が同時に動いて切削加工します。
カムの考え方は、カムの外径を大きくするとスピンドルに向かってスライドが前進し、カムの外径を小さくすると逆にスライドが後退します。カムの外径の段差が送りを決めます。段差が大きいと早送り、徐々にカムの外径を大きくするとスライドが切削送りで前進し、逆に徐々にカムの外径を小さくするとスライドが切削送りで後退します。切り込みは支持ピンの現在値(カムの径)からどのくらいカムの径(半径値で考えます)を大きくしたかが切り込む数値になります。言葉で説明するのが難しいのですが、簡単に言うとカムの外径の形がスライドの直線運動に変わるということです。
▲カム式旋盤の構造
最近はNCの機械が増え、あまりカム式旋盤を見かけなくなりました。簡単な形状且つ精度の安定、生産スピード、段取り時間を考えるとNC機に比べてメリットはたくさんあります。まだまだ現役で活躍してます!
明日はカム式旋盤のコレットチャック製作についてご紹介致します。
今後とも電磁弁部品加工のミヤギを宜しくお願い致します。
電磁弁部品加工・NC複合旋盤加工の株式会社ミヤギ
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