熊本の暗記王

熊本の暗記王が書いた黄金の暗記法は単語から長文まであらゆるジャンルの暗記を叶える日本唯一の暗記法です

「日本国憲法の三大原則」暗唱名人

2017-06-09 15:40:05 | 歴史
「日本国憲法の三大原則」暗唱名人

第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

第一条を暗記するため何度も暗唱しているとき「この地位は」というところに違和感を感じました。天皇のことを「この」呼ばわりしているからです。「この」という言葉には上から目線的な気持ちが含まれているような気がします。戦後平民がいくら主権になったと言え、天皇のことを「この」はないと思います。少なくとも少し距離をおいて「その」にすべきだと思います。

日本国憲法前文は可笑しい(番外編)

2017-06-05 21:55:57 | 歴史
日本国憲法前文を読んで変に思ったことの一つは次の文です。

『政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し・・・』


連合国軍(の監督下でこの憲法は作成されています)はあの戦争が政府の行為によって起こったかのように外形だけを見て判断していますが、その後70年以上経過し真相は明らかになっています。あの戦争を誘導したのは新聞社であったことはNHKスペシャル『太平洋戦争70年 日本人はなぜ戦争へと向かったのか(3)、熱狂はこうして作られた』を見れば分かります(ユーチューブでも見れるようです)。


現在では先の戦争は新聞社の行為によって引き起こされたことは明らかにされているにもかかわらず、再びの戦争は政府の行為によって起こるように書かれているのが可笑しいですし、見直されるべきと思われる。


満州事変から新聞社は変わったとするNHKスペシャルとは別の視点で、「あの戦争を引き起こしたのは新聞社である」と奇しくも述べているのは小説『永遠の0』の中の武田さん(元特攻要員)です。
映画では、山本學さん、TVドラマでは、山本圭さんが戦後の武田さんを演じています。
しかし、「あの戦争を引き起こしたのは新聞社である」という部分は映画でもTVドラマでもカットされています。マスコミにとって不都合があったのでしょう。


あの戦争で多くの優秀な若い人が亡くなりました。私の叔父も二人南方方面で戦死しました。24才と21才でした。その無念さは如何ばかりだったか想像もできません。あの戦争の映像や記事に接するたびに新聞社に対する怒りがこみ上げてきます。
そこで、カットされている武田さんの言葉を暗唱してみたいと思います。
小説『永遠の0』より ━ あの戦争を引き起こしたのは新聞社 ━を暗唱します


私はあの戦争の真相を明らかにしてくれたNHKと小説『永遠の0』の作者・百田尚樹さんに感謝します。

この武田さんの台詞は昨年9月に動画にアップして以来一度も復習していませんでしたので、殆ど忘れていました。しかし今回は2、3日間ほどの復習で思い出すことができました。「黄金の記憶・暗唱法」で記憶すると放っておいても短期間の復習で思い出すことができることも分かりました。

日本国憲法前文は可笑しい(2)

2017-06-03 10:47:05 | 歴史
日本国憲法前文を暗唱できるくらい読み込んだお陰でこの前文の可笑しさが分かりました-2回目。
今回は前文の中の次のAとBの文を取り上げます。
A:『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。』
B:『日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。』

Aの文は前回も取り上げましたが、憲法9条の前提になっているもので、その前提はとんでもなく間違っていることを指摘しました。
Bの文はその間違っている前提を国家の名誉にかけて、全力をあげて達成することを日本国民に誓えと言っています。

このAやBの文を読んで、決意したり、誓ったりすることをいやだと言う国民は沢山いると思います。つまりこのAとBの文は「思想の自由」を保障する日本国憲法に違反してます。

国家の名誉にかけ、全力を挙げてありえない崇高な理想を達成することを誓うとは日本て本当にバカじゃない。笑ってしまいます。
連合国軍が日本を懲らしめるために指導した前文が実は日本国憲法に違反していることまでは気づかなかったようです。

日本国憲法前文は可笑しい(1)

2017-06-01 09:21:56 | 歴史
日本国憲法前文を暗唱できるくらい読み込んだお陰でこの前文の可笑しさが分かりました。
皆さんは憲法9条をご存知だと思いますが、私は昨年これを暗記・暗唱しているとき、敵から攻撃されても戦う権利がない、しかも永久に、とは不思議な(とんでもない)憲法だなーと思っていました。今回憲法前文を読んでその訳が分かりました。それは次の文にあります。

『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。』

この中で「人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて」というのは平たく言えば「人間は親しく交わればお互いに仲良くできるものだから」ということでしょうか。
次が問題です。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」というのは日本を取り巻く中国、韓国、北朝鮮、ロシア、台湾などの国が公正(公平で正しい)で信義(約束を守り、務めを果たす)であることを信頼して、日本国民の生命を彼らに委ねようと決意したということになります。戦後から現在までの近隣諸国を見れば、反日教育を徹底する中国、反日無罪の、日韓合意を無視する韓国、北朝鮮に至っては日本人を拉致し、ミサイルまで打ち込もうとしています。こんな諸国民の公正と信義が信頼できるでしょうか。憲法9条の武器を持たない、戦わないという条項は近隣国が日本に悪さをしない、攻めてくることはないという信頼が前提だったのですね。前提が間違っていました。これが可笑しい点の一つです。
日本国憲法は見直されるべきでしょう。
私はこの前文と9条は連合国軍の日本に対する「懲らしめ」だと思います。戦後間もなくまでは彼らにとって日本は憎き敵国だったので、これから先も戦うための手足をもぎ取ってやろう、しかも永久に、という意図があったと思います。