私がこの辺りを散策したのは、午前11時前後でしたから分からないが、夜だったら風情があると思う。
完全に中山道にある、馬篭、妻籠宿の旅籠(はたご)の趣だ。
まあ考えて見れば「中山道69次」の宿場の中に「軽井沢宿」もあるのでオーナーはそれを考えて作ったと思われる。
隣にある「東屋」入口なのか出口なのか分からないが、こうした旅籠風の旅館が好きな人には痺れる光景だ。
またつるや旅館のすぐ前にある雑木林の美しさには絶句するほどだ。
雑木林の中に太陽光線が落ちるように上手く木々を剪定している。
まるで庭園なのか、自然のままなのか、その境目が見えない位素敵な雑木林だ。
まだ少しだけ時期が早いのか落葉樹もあるのだが、もう少しの辛抱だ。
軽井沢の美しさは今からやってくるのだろう。楽しみだ。
「つるや旅館玄関付近」

「東屋入口」

「雑木林に太陽光線」

「京都風古刹を感じさせる」

「つるや旅館付近の別荘」

参考「夜のつるや旅館」写真

公式HP
http://karuizawa-ginza.org/shop/shop-hotel_tsuruya/
つるや旅館は、江戸時代初期に、中山道の宿場町軽井沢宿の休泊茶屋、旅籠鶴屋として開業しました。 明治に入り、宣教師たちの軽井沢への往来が始まると、つるやは旅館業に転じ、日本風の建物のまま、 西洋風な雰囲気を取り入れました。その後、大正には、多くの文人たちが泊まられました。 芥川龍之介、室生犀星、堀辰雄らが、暖かな雰囲気の中で執筆を行いました。 そして、今、幾度かの改装を重ねながら、軽井沢の昔を今につなぐ旅館として、歴史を守り続けています。