古知丸さんちのブログだよ

いいかげんにいい加減

大P学レ

2020-08-29 13:37:39 | 大人ならわからなくてもいいPTA学入門

1996(平成8)年5月7日(火)参議院文教委員会の会議録()から。

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▼無改行無空欄文字塊▼

今、PTAというお話がございましたけれども、PTAというのは一体何かなというふうに最近疑問に思っております。先ほども五十年たって制度疲労というお話がございましたけれども、PTAというのは何か保護者の代表組織みたいなとらえ方がありまして、PTAの代表が地域の話し合いの場にも参加するとかいう話があるわけですけれども、PTAの法的位置づけ、これはどうなっているんでしょうか。○政府委員(遠山耕平君)PTA、実態は先生がおっしゃるように学校の後援会的な役割を果たしているところが多いわけでございますが、学校としましては、そういう後援会的な役割だけではなくて、学校とPTAとが一体となって学校運営をどうしていくかということを、学校の側から相談する場というようなことに積極的に位置づけて運営をしていっていただきたいと思っております。○山下栄一君学校教育の中でお父さんお母さんの影が非常に薄いといいますか、そういう印象を強く持っておりまして、「開かれた学校」のためにはお父さんお母さんをもうちょっと浮かび上がらせなければいかぬという、これは義務教育の根底にもかかわることになっていくんですけれども、ちょっと後から触れますけれども、今私が質問しましたのは、PTAという組織の法的位置づけなんですけれども、法的根拠というか、これは何でしょうか。○政府委員(遠山耕平君)PTAにつきましては、法律上根拠がある組織ではなくて、社会教育関係団体の一つであるというぐあいに認識をしております。


大P学ヨ

2020-08-26 09:34:04 | 大人ならわからなくてもいいPTA学入門

平井論文2013『初期PTAにおけるアソシエーション的特性に関する一考察』()の最終部。

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▼論文3頁目掲載の表▼

 

▼英文部分冒頭箇所文字塊▼

Examiningtheearly-stageassociationalcharacterofPTA:focusingontheconstitutionsandby-lawsofPTAinOccupiedJapanKimiyoHIRAI(UniversityofYamanashi)

 

▼最終部文字塊▼

Modelconstitutionsandby-lawsworkedeffectivelytoshowJapanesepeoplehowtoorganizeandmanagePTAdemocratical1y,buttheyfailedtohelpthemunderstanddeeplywhatademocraticassociationis.Iconcludedthatthemajorpointsofmisunderstandingthe“associationalcharacter”ofPTAareasfollows:(1)TheprincipleofjoiningandchoiceofassociationwereeasilyforgottenbecauseofnotcodifyingthemaccordingtotheU.S.models.ItwasnaturalfortheU.S.peopleasnottoneedcodification,buttheyweren'tforJapanesepeople.(2)ThepossibilityofMacIver’sassociation,thevariousandinnumerableassociationsbypurpose,wassuppressedfromthebeginninginordertounifythewartimecommunityassociationsintoone“democratic”PTA.Thecostofthemoney-powerrelationshiprestrictionwastherightfortheminoritywhomadeassociations.ThesemisunderstandingswerecrucialforPTAforbeing“associational”,thoughIthinktheimportanceofparentalassociationswillbeincreasingmoreandmoreastheschoolandlocalgovernancepartnersinthenearfuture.


大P学カ

2020-08-25 18:03:09 | 大人ならわからなくてもいいPTA学入門

1967(昭和42)年8月に長野で開かれた第15回全国PTA研究大会関連。

▼新谷論文1967から切貼▼

▼新谷論文1967その1▼

▼同上その2▼

▼同上その3▼

▼同上その4▼

▼関連画像▼

新谷論文1967『「教育保障」とPTA』は金沢大学社会教育研究室季報No.18()p.4-p.7に掲載された。巻末の手書き正誤表「頁6」に関する記述は間違いだろう。


大P学ワ

2020-08-23 18:43:06 | 大人ならわからなくてもいいPTA学入門

平成10年5月7日の国会で日本PTA会長が「会員数はおよそ一千二百万会員でございます」と言った。続けて「ただし、この会員数は児童生徒数でございます」とも言った。「チョットなにいってるかわからない」と呟いただろう国会議員の発言は会議録に載っていない。

▼会議録()から抜粋▼

▼会議録から抜粋して切貼▼

▼会議録(※※)から無改行無空欄文字塊▼

○岡部参考人ただいま御紹介を賜りました、私、日本PTAの会長の岡部と申します。常日ごろは、私ども日本PTAに格別な御協力を賜りまして、まことにありがとうございます。また本日は、私どもの意見を聞くこのような機会をいただきまして、まことにありがとうございます。御礼を申し上げます。PTAのことにつきましては、皆様方、既にPTAがどのような組織であるかということは御承知のとおりでございますけれども、少しここでPTAの概要について説明をさせていただきたいと思います。戦後、アメリカの指導のもとに、日本のPTAが発足をいたしまして、ちょうど五十周年という大きな節目をことしは迎えております。記念すべき年になろうかと思っております。私どもは、公立の小中学校、全国に約三万三千校ございますが、そのPTAが加入しておるわけでございまして、会員数はおよそ一千二百万会員でございます。ただし、この会員数は児童生徒数でございますので、保護者の数等を加えますと、これよりもかなり多い人数になろうかと思っております。そのような大変多くの会員を擁する社会教育団体といたしまして、教育にかかわる多くの問題解決に努め、正しい世論づくりや望ましい教育環境づくりに日夜努力いたしておる次第でございます。