本日、つまり2020年11月15日付で公開された大垣市議会だより第85号(※)の第3面を読んで呆れた。
いくら中央政府(内閣)や中央議会(国会)がデタラメばかりやっているからといって、地方政府(大垣市役所)や地方議会(大垣市議会)までデタラメばかりやる必要など全くないだろうに。まあ、幕末、大垣藩は時勢に右顧左眄したコミカルな歴史があるから、その名残なのかもしれない。
いちおう、大垣市議会だより第85号第3面の呆れた記事をコラージュして掲げる。
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ふるさと大垣科について岡田まさあき質問:市長が記者会見や議会、広報おおがきで発表したふるさと大垣科が文科省の特例校の認可を取得しなかった理由を伺う。特例校でないことと正式な教科でなく市独自の学習内容であることを市民・議会・教員に説明すべき。働き方改革により来年度から土曜授業をやめ、平日の総合的な学習の時間に組み込むべき。答弁:教育課程特例校は文部科学大臣がより効果的な教育を実施するための特別の教育課程を編成することを認めた学校である。実施前に文部科学省に指定申請書を提出したが、土曜日を活用するふるさと大垣科については、指定を受ける必要がないとの助言があり、指定を見送ったものである。また、ふるさと大垣科の実施については、学校管理規則を改正するとともに、議会への報告やリーフレット等により保護者や市民に周知している。さらに、ふるさと大垣科は郷土に対する愛着と誇りを育むことを目標としており、総合的な学習の時間とは別に実施し、豊富な知識や経験を持つ幅広い市民の協力を得て推進するため、土曜授業を活用して継続していく。
今月末には公開されるだろう会議録もデタラメな代物になるかもしれないが、とりあえず、大垣市議会だより第85号第3面の卑劣な記事を、去る9月15日に中日新聞が報道した記事と見くらべよう。
▼無空欄無改行文字塊:市議会だよりが特段卑劣にも隠した箇所は赤字▼
▽小中学校の「ふるさと大垣科」と教育課程特例校指定特例校は、より効果的な教育を実施するための特別な教育課程の編成を認められた学校。ふるさと大垣科の実施前年度の2014年8月、特例校指定申請書を文部科学省に提出したところ、土曜日を活用するふるさと大垣科は指定を受ける必要がないとの助言があり、指定を見送った。
なお、言わずもがなだが、アタオカ市長もアタオカ教育長も辞めさせてはいけない。市長がアタオカでも教育長がアタオカでも大垣市は何とかなっているのだから。それがアタオカ文教都市、大垣市なのだから。全国でも稀有な「差別教科」ふるさと大垣科をますます推進して、差別OKの郷土に愛着と誇りを持つ児童生徒を育みつづける運命に、市会議員も教員も市民も、ひたすら唯々諾々と従うべきだ。