先日、これを見た。ショックだった。
ショックのあまり黒地に白文字にした。実際はこうだった。
何で見たか。これで見た。
つまり『令和2年度学校教育・幼児教育指導の方針と重点』(※)p.15の一番下で見た。
p.15の一番上には「大垣市研修事業計画一覧表 令和2年2月21日現在」とある。
コラージュした。
ショックだった理由の一つは【おおがきプラン】という事業の経費をどこが負担するか曖昧だからだ。
もう一つの理由は、【おおがきプラン】という事業が「ふるさと大垣科」と切っても切れない深い関係にあるにもかかわらず、それを隠しているように見えるからだ。
そこはかとなく果てしなくブラック事業感満載。
昨年度、IERの出した実施要項(※)から抜粋する。
主催は「文化振興課」とIERだった。どちらもOKIの部署だ。
しかし、この研修事業はOBKも公式サイトで挙げている(※)。
時間が20分ほど独特なのはまあいいとして、「主催」も「参加対象者」も示さない形で、公式サイトの「OBKの活動」というページに載せている。
どうやら、今年度はOKI-G(大垣市教委の学校教育課)も絡む予定だったらしい。
すると、今年度の【おおがきプラン】の経費はOKI(大垣市教委)の「文化振興課」と「教育総合研究所(IER)」と「学校教育課(OKI-G)」、それにOBK(大垣市文教協会)が分け持つ段取りだったのだろうか。
どうも、「OBKと一体」と吹聴するOKI-Gが出す冊子には疑問点の多いものが少なくない。
ある教員が「不可解というか不快」と言った。
すぐ「聞かなかったことにして」と請われて、すぐ頷いたが、聞いたことにすぐした、御免。
ちなみに、オペン(IERが管理運営を担当しているサイト)が、昨年度の【おおがきプラン】の様子を「『おおがきプラン』教職員向け句会ライブ」というタイトルでオペン的な記事にしている(※)。
「第1回」と書かれた記事に載っている写真はこれ。写真を見ると講師の後ろのボードには「教員向け」と書かれているけど、「教職員向け」と「教員向け」は同じなのだ。教員がいる部屋を「職員室」と呼ぶのと一緒。
▼無改行無空欄文字塊▼
「『おおがきプラン』教職員向け句会ライブ」(2019年8月1日)俳人夏井いつき氏を講師として、「おおがきプラン」第1回教職員向け句会ライブを開催しました。大垣市においては、子どもたちが、俳句の魅力や俳句つくりの楽しさを味わうとともに、俳句文化に進んで触れようとする意欲を高めるために、夏井いつき氏を講師として招き、小学校ごとに句会ライブを実施しています。教職員向け句会ライブでは、夏井氏から、簡単に作れる魔法の技「取り合わせの型」のコツについて、教えていただき、参加者も実際に俳句つくりに取り組みました。「句会ライブの教育的効果を実感することができました。」「俳句をつくるおもしろさと、読み解く楽しさが味わえて、とてもよい経験になりました。」など、参加者からは参加してよかったという感想が大変多く寄せられました。
この記事が公開された頃から「ふるさと大垣科」という「特別な科目」の名称が【おおがきプラン】から隠されるようになったのかもしれない。
墨俣小卒業生をはじくイベント「ふるさと夢会議」に集大成されるのが「ふるさと大垣科」である以上、「ふるさと大垣科」は明らかに「差別的な科目」だもの。
通常の人権意識を備えた教育行政担当者ならば悶絶方向に苦慮するよね。
昨年度は「希望者向け研修」だったのに、今年度は「学校悉皆」を予定していたらしい。
くわばらくわばら。
とにかく、くれぐれも【おおがきプラン】には要注意。
事業経費の予算・決算も監査委員はしっかり監査するだろう。
と、我おもうゆえに我あり。