春夏秋冬 ~止まった時と流れる時~

歴史の匂いが好き。

四季の変化が好き。

感じるままに、ありのままに。

東京散歩 亀戸天満宮

2008年08月05日 | 東京歴史散策
亀戸天神社

ご祭神・天満大神(菅原道真)
    天菩日命(菅原家の祖神)相殿に祀る 

九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されるとおり、
菅原道真公をお祀りする神社。

1646年(正保三年)
太宰府天満宮の神官だった菅原大鳥居信祐公(道真公の末裔)は神のお告げにより、
飛び梅の枝で天神像を刻み、天神信仰を広めるため社殿建立の志をもって諸国を巡り歩き 、
そして江戸の本所亀戸村にたどり着いたとき、村に元々あった天神の小さなほこらにご神像をお祀りしたのが始まり。


四代将軍家綱が江戸の大半を焼き尽くした明暦大火のあと現在の社地を寄進。
その後、寛文二年(1662)に太宰府の社にならい、社殿、回廊、心字池、太鼓橋などを造営された。


鳥居


太鼓橋(男橋)


亀が付くからか、心の字池にはたくさんの亀が



本殿


竹が描かれた石碑



藤の木がとても多く四月末から五月頭まで藤まつりが行われる。





福岡出身の僕は、小さい頃から毎年初詣は太宰府天満宮と決まっている。
一年の始まりがそこにある僕にとって亀戸天満宮の景色は、すごく懐かしいものを感じた。

そして、太宰府天満宮と言ったら梅なのだが、ここの藤の木の多さにはとても驚いた。

僕はまだ、辺り一面咲き乱れる藤を見たことがない
今年どこかに藤を見に行こう思っていたが、予定が合わず見れなかったので
来年は、絶対、亀戸の藤まつりに行こうと思う。


下町の匂いのする路地の先に、どこか懐かしい亀戸天神社。


総武線亀戸駅下車 北口より徒歩15分
総武線、地下鉄半蔵門線錦糸町駅下車 北口より徒歩15分



そうそう、ちょうど夏祭りの日でした




おまけに

江戸川からの夕日



2008.8.2