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欧州退屈日記 その4(シチリア)

2024-12-31 07:43:14 | 日記
今日はイタリアの至宝シチリア島について話しましょう。
もちろんローマは世界一の観光都市ですが、シチリア島も負けていません。
紀元前の円形闘技場もあれば、ムスレム占領時の遺跡やバイキング侵略時の遺跡もあり、交通の要衝かつ文明の十字路であったためにローマよりも多彩な遺跡があります。(ローマはイスラムやバイキングに占領・支配はされていないので)
パレルモやカターニアといった空港がある都市のほかにも、今も噴火しているエトナ山やおしゃれなリゾートのタオルミーナといった拠点もあり、素晴らしく充実しており、これだけのものが揃っているところは世界に類を見ません。
また、泥の温泉や地中海ブルーが味わえます。あの海の美しさはチビタベッキアとかローマ近郊では絶対味わえません。これがリアルアズーリだとわかります。
さらには、食事の海の幸が豊富で美味く、ワインも本土より割安でおいしい。うにのパスタなどもあります。(うには英語でSea Urchinといえば通じます。)
教会や建造物等ここに書ききれない見どころはたくさんあるので、ぜひ訪問してみてください。必ずMichelin Green Guideを持って。(日本のガイドブックは全く役に立たないので)

欧州退屈日記 その3(ウィーン)

2024-12-29 08:12:17 | 日記
欧州は圧倒的に都市より田舎の方が素敵ですが、今日は都市の中でも間違いなくNo.1といえる欧州の神髄が味わえる都市を紹介しましょう。ここWienを100点満点とすれば、ローマが90点、パリが80点と言ったところでしょうか。もちろん世界的観光地としてはローマが一番ですが、欧州というものが一番理解でき、その文化が味わえるという点ではWienは抜きんでています。
まず、観光拠点としてみた場合、2km四方にほとんどのものがコンパクトに入っているので、徒歩で(メトロを使ってもいいですが使う必要がない)ほとんどの見どころをカバーできる。(元城壁のリング内に都市が収まっているため)
但し、シェーンブルン宮殿は郊外なので、別です。
次に、文化を味わる施設が多くある。StaatsOper,Volksoper,美術史美術館、楽友協会、Burg等々、枚挙にいとまがありません。その中でEnjoyできるもののレベルが図抜けてすばらしい。オペレッタをやる大衆的なVolksoperの助演者がKoeln等別の町に行くと主演になるほど、他の劇場等も世界最高レベルなのはご存じの通り。Burg内でもスペイン馬術学校の演舞やウィーン少年合唱団など色々な演目を楽しめます。
美術史美術館は、展示されている絵画もルーベンスやブリューゲルの名作などハプスブルグ家の栄華を偲ばせる広範囲のコレクションは言うに及ばず、建造物も素晴らしくDen Haagのマウリッツハウスとならんで最も好きな美術館です。その素晴らしい建造物を利用してDemelの喫茶店が入っています。これはその雰囲気などを総合して世界一だと思います。Demelはご存じの方もいると思いますが、Hotel Sacherとザッハトルテの元祖VS本家争いをしているWienのスイーツ2台巨頭です。
また、Oesterreich(ハプスブルクのオーストリア帝国)は多民族国家だったため、国際的で英語もかなり通じるし、色々な欧州のあちこちの文化が入り組んでいます。コーヒーはオスマントルコがウィーン包囲をした際に伝わったとされていますが、その種類と味は間違いなく欧州一でしょう。もちろんウィーンでウィーナーコーヒーといっても通じません。日本人が思うそれに近いのはアインシュペナーでしょうか。他にもマリアテレジアとか多種多様なコーヒーが歴史あるカフェで楽しめます。カフェ文化も有名です。
ちょっと足を延ばせば、シェーンブルンは言うまでもなく、ウィーンの森や雰囲気のある居酒屋など、書ききれないほど見どころは多いです。
最後に、街の雰囲気が「The Europe」という感じで重厚で落ち着いていて文化を感じさせるとこと、コンパクトにまとまっているところがパリをしのいでいると思うゆえんです。質問やコメントがある方は遠慮なくお知らせください。



欧州退屈日記 その2(ザクセンシュバイツ)

2024-12-25 13:55:46 | 日記
今日は欧州は全面的に休みで暇なので、第2話を書きます。
おそらく多くの日本人が知らない、あるいは聞いたこともない超穴場サクソニースイスです。Dresdenからチェコ方向に向かうと、この素晴らしい景観の地域があります。自然の景観はスイス以上、それに人間の手が加わってさらに得も言われぬ文化の融合した景観美が出来上がっています。ヨーロッパを見つくしたという方は是非どうぞ。(ちなみに観光局からは一銭ももらっていません。)
元々ミシュラングリーンガイドで見てよさげだったので、行ったのですが、想像以上に素晴らしく感動モノでした。観光にはグリーンガイドはダントツで役に立ちます。(欧州観光で日本のガイドブックで役に立つものはありません。強いて言えば、JALの機内で買えるかもらえる薄いガイドブックは食事などに結構役に立ちます。)
百聞は一見に如かず。とにかく一回行ってみてください。ロンドンなんぞに行くより百倍は楽しめますよ。説明があるとより深く楽しめるのでグリーンガイドも忘れずに!

欧州退屈日記 その1(アルプスの絶景)

2024-12-25 07:56:46 | 日記
Respectする伊丹十三にちなんで、ヨーロッパならぬ欧州退屈日記と称し、徒然なるままによしなしごとを書き連ねていこうと思います。
まず最初はとっつきやすいように観光情報から・・・
小生海外は55か国以上訪問してますが、その中で最も美しいと思ったところは欧州アルプスの白銀の世界、360度のパノラマです。
どこから見られるかというと、GrindelwaldエリアのSchilthornの山頂からです。ここはSkipassで簡単に登っていけます。ここから昔007が映画で滑り降りたとか。とにかく一面真っ白な白銀の世界で、心が洗われます。
もう一つのおすすめは、アフリカ(ナイロビあたり)から西欧(ロンドンとかパリとか)に飛ぶとアルプスを超えていくので、眼下に素晴らしい白銀の世界が現れます。おそらくFlightで見られる最も美しいものではないかと。夏場は雪が少なくなり寂しい感じになるので、11月から4月の間が良いのではと思います。
もちろん逆に飛んでもOKですが、どちらかというと暑くあまり美しいとは言えないアフリカから飛んだ方が感動は大きいでしょう。(欧州は美しいところが多くあるので)
本日はこの辺にしておきましょう。次回をお楽しみに・・・

M-1

2024-12-24 08:38:44 | 日記
昨年も今年も痛感するが、なぜ笑える漫才をしてくれる漫才師が選ばれないのか?震災にょりも視聴者投票のほうが公平ではないか?
昨年でいえば、さや香が一番笑えたし、今年はバッテリィズがダントツに笑えた。
なぜ一回も笑えない令和ロマンが優勝するのか納得できない。
はっきり言って全く面白くないし、審査員は技術論とかに走りすぎているのではないか。お笑いはとにかく観客を笑わせてなんぼではないのか。
W-1でも下ネタがけしからんとかいう議論があったが、下ネタのどこが悪いのか?人間も動物で下ネタも生活の一部、それを取り上げてどうこう言うのは人間様だけが偉いと他の動物を見下しており、人種差別と同類、自分たちの民族が優秀だから他の民族は劣後にあるというのは、そういう思想とまったく同じ。
とにかく笑えない漫才師を漫才師No.1とするのはおかしいし、勘弁してもらいたい。今はセカンドのみが本当に面白い漫才師を選んでいると思う。