月からきたうさぎ

あったかココロでいっぱいになぁ~れ♪

本の修復作業

2010-11-27 | Book
学校で子どもたちに「読み聞かせ」をしています。

【本よみ隊】として活動を行なっていますが、今年も胡珀は全体をまとめる係になっているわけで…


今回、図書室にある本がとても可哀想な状態になっているのが30冊以上あったので
保護者の方々にお手伝いしてもらって、修復作業を行なうことにしました


調べれば調べるだけ、修復作業は難しいということが分かったのですが
研修を受けたプロではありませんからね

「誰がみても見れる・読める状態に出来る限り修復を試みる」ということを目標にしてもらいました




後半の画像は、図書館の司書の方が修復されているものを使用させていただき
各自が黙々と修復作業が出来るよぅに、プリントを作ってみました


結構、大変な作業なんですよぉー

このプリントを作るのに、可哀想な本を1冊持ち帰ったんですが…





こんなバラバラな状態


本当はちゃんと糸で縫って、ボンドを入れてと工程があるよぅですが
時間・日数・人手も必要になりますからね

ボンドは使用しましたが、あとは専用テープでキレイに貼り付けました


本がバラバラになったり破けた時、セロテープを使用していけないということを
どれだけの方がご存知でしょうか

セロテープは黄ばんでしまい、本を傷ませてしまうので使用してはいけないんです

子どもたちが修復してくれたのは、全てセロテープを使用していたので全部取り外すことから始めたのですが
キレイに剥がすことが1番大変でした


あまりにも可哀想な状態の本は、捨ててしまう先生もいると聞いたのですが
せっかく子どもたちのところに来た本ですからね


まずは大切に扱うように指導して欲しいものです