ハル君ルート本編をハル君目線から妄想してみた。
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ハルくんの独り言(本編8話)その3へ
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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
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ハルくんの独り言(本編8話)その4
ロッカーで着替えてる間も試合のことが思い出されて、つい手が止まってしまう。
負けたのは悔しいけど、気持ちを入れ替えないと…。
リュウ兄からメールが入った。
『よっ! ハル。その、なんだな。勝負は時の運っていうしな。
それより、3位になったのはすごいぞ。
俺は鼻が高い。
そこでだ。みんなでお前の『3位おめでとう会』をやろうと思うんだが、せっかくだから土手で食べないか?
昔よくみんなで食べただろ?
ジョージには作ったメシを重箱に詰めてもらうように頼んである。
だから、必ず来いよ。
待ってるからな。
竜蔵』
リュウ兄らしい文面に思わず吹き出した。
リュウ兄は……、まるで俺が泣きながら家に逃げ帰りでもするんじゃないかと心配してるみたいだ…。
……ヤバい。また、悔し涙がこみ上げてきそうだ…。
佐々木だけじゃなく、リュウ兄やみんなも俺のことを心配したり喜んだりしてくれてる。
みんなのためにも、もっともっと頑張らないと…。
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着替えて体育館の外にでると、佐々木の姿があった。
春樹「あれ?佐々木?」
百花「あ! おつかれ、ハルくん!」
振り向くと、俺を見てにっこり微笑んだ。
春樹「何でいるの? 今から、土手でご飯食べようってリュウ兄からメールきてたよ?」
百花「うん! だから、ハルくんのこと待ってたの」
春樹「マジで?」
百花「マジで」
そっか佐々木は俺をずっと待っててくれたんだ。
春樹「ごめん、待たせちゃったよな…もっと早く出てこればよかった」
百花「ううん、いいの! 私も連絡しなかったし」
春樹「だけど…」
百花「それより、早く行こ!」
佐々木がいつも通りに接してくれることにホッとした。
変に慰めの言葉をかけられたら、ますます落ち込んでしまっただろう。
春樹「…ありがと。佐々木は、昔と変わらずに優しいままだから…安心する」
百花「?」
不思議そうな顔で見返す佐々木に微笑んで言った。
春樹「行こう」
気持ちを切り替えて、佐々木の手をとり歩き出す。
そうだ。まだ、全国大会があるんだ。
春樹「ほら、佐々木! 急いで!」
百花「う、うん」