本編プロローグをハル君目線から妄想してみた。o(〃^▽^〃)o
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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg
血液型:A型 特技:勉強・空手
性格:明るいしっかりもの。
優しくて明るい爽やか少年。
小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
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春樹の独り言(プロローグ)
俺はいつものように店の手伝いをしていた。
女子高生の群れの後ろから、1人の女の子がおずおずと声をかけようとしている。
春樹「あっ!いらっしゃいませ」
春樹「あれ?」
初めてのお客さんだと思うんだけど…、なんか見覚えがあるような…。
春樹「君、どっかで会ったことない?」
百花「え?私ですか?多分、人違いだと思います」
春樹「そうかな?でも、やっぱりどこかで見たことがあるような」
女子高生A「何よ、あの子」
女子高生B「ハル君と話したいなら並びなさいよ」
百花「あの、私、帰ります」
春樹「え?ちょっと、君?」
彼女は去ってしまった。でも、何だか気になる。
必死に思い出す。あのキラキラした瞳。
ちょっと困ったような笑顔。あれは!そうだ、小学1年生までここにいた「佐々木百花」だ。
配達に行っていたおやじが帰ってきたので、店番を交代ししてもらって、慌てて彼女を追いかけた。
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角をまがると、なぜかリュウ兄に抱っこされたさっきの女の子がいた。
春樹「あー、いた」
彼女に聞いてみる。
春樹「あのさ、君、佐々木百花だよね?」
その子は少しけげんそうに答える。
百花「そうですけど…」
春樹「やっぱり、佐々木、俺だよ!種村春樹」
百花「春樹?」
百花「ええっ?あのちびっ子でしっかりもののハル君?」
春樹「ハハっ、なんだよ、それ?」
がっかりするべきか? 喜ぶべきか? 佐々木にとっての俺の印象って、それ?
春樹「それにしても、ビックリ、引越していらいだよね?」
春樹「どうしたの?遊びに来たの?」
百花「実は今日この町に引越してきたんだ」
春樹「え?ここに?」
百花「うん」
そしたら、また前みたいに会えるようになるんだよな。
春樹「そっか、じゃあ、これからよろしくな」
百花「うん、よろしくね。」
それまで黙って聞いていたリュウ兄が聞く。
竜蔵「ハル、おまえ、コイツとしりあいか?」
春樹「知り合いっていうか…ほら、覚えてない?ほら、佐々木だよ。小学生のとき一緒に遊んだ…。」
春樹「って、なんでリュウ兄に抱っこされてんの?」
2人に話を聞いてみると、佐々木はアナン(カレー店を経営しているインド人)の店で食い逃げしたと間違われていたらしい。
だからといって、なぜリュウ兄が抱っこしているかは謎だが…。
俺はリュウ兄の誤解をといた。
春樹「で?佐々木は、もしかしてこれから家に帰るところ?」
百花「ううん。大家さんに挨拶にいこうと思って」
その大家さんというのが驚いたことに喫茶クロフネのジョージさんのことだった。
そこで、リュウ兄と一緒に佐々木をクロフネに連れて行く。
クロフネには俺たち以外の奴らも来てて。佐々木はみんなにあって懐かしそうだった。
一護とはケーキ屋で既に顔をあわせていたみたいだ。
相変わらず一護は佐々木にキツい言葉をかける。
素直じゃないなぁ…。本当は嬉しいくせに。
そう、俺も嬉しい。
佐々木のことは子供の頃から好きだったから…。
佐々木とはいろんな思い出があるんだけど…、佐々木は覚えてるかな?
佐々木は相変わらずりっちゃんを女だと思い込んでたみたいで…。
俺たちが昔から男だったと証言すると驚いていた。
りっちゃんは男だと証明するため?に佐々木のほっぺにキスするし…。
考えてみたら、さっきも佐々木はなぜかリュウ兄にお姫様抱っこされてたし、ちょっと無防備すぎるよな…。
明日から同じ学校に通うんだし、俺が佐々木のことよく見て気をつけてあげないと…。
なんか危なっかしいんだよな。
春樹の独り言(プロローグ)おわり
春樹の独り言(まだ、ヒロインが現れる前、高校2年生になったばかりのハル君の独り言)