センリョウです。
毎年見ているのはここまでです。
その後は赤い色の実や黄色の実になってから、カメラを向けることが多かったです。
不思議なことに、想像する花弁を見たことがないのです。
お花が咲いたら撮ろうと、もう何年も見逃していた・・・そう思い込んでいました。
撮っていると「おはようございます。センリョウの蕾が大きくなりましたね。」と声をかけられました。
「はい・・・ええ~~~・・・?(°_。)?(。_°)?」
「私はお花を見たことがないのですが・・・。」
思わずそう言いかけて止めました。
だって、、、どうしても蕾とは思えなかったからです。
葉は光沢があり対生しているようです。
鋭い鋸歯が葉の縁を一周します。
この、小さな実のようなものは・・・(○'。'○)ん?
近くに寄ってみました。
花被を持たない花序だったのです。
わかり難いのですが、どうやらこの小さな粒々がお花らしいのです。
本当にびっくり~~~。
黄色っぽく見えるのがおしべ・・・
緑色っぽい方がめしべらしいのですが・・・。
長い間、この変わったお花に何故か気がつきませんでした。
↑黄色っぽく見えるおしべを見るとさらに濃いところがあります。
ここが葯のようです。
下の方に零れ落ちているのが花粉かもしれません。↓
上手く撮れませんでしたが、
黄色のおしべにそれよりも濃い黄色の葯が、
左右に付いているのが見えますでしょうか・・・。
長い間、この変わったお花に何故か気がつきませんでした。
センリョウ(千両)センリョウ科センリョウ属