今日は摂食障害で旅立たれた
故人様のお手当てを致しました。
最期は拒食症だったようでした。
正直、私と同じだ。と思いました。
私は過食嘔吐だから標準体型に
近いし、筋肉質のためそこまで痩せて
みえない。
私もガリガリになりたい時期があった
骨と皮になりたい時代もあって、
太るなら死んだ方がまして思ってた。
骨太だったため、
拒食期の時も40キロ前半が
限界だったけども
故人様は20キロ台だと思われる。
身長も140センチ後半位だった。
病院で働いていた頃、
ご家族の意思で、
食べれない、喋れない、動けない
けれど点滴で延命治療されてる
20キロ台の患者さんは沢山いた。
近い身長、体重のはずなのに、
やはり痩せ方が違った。
50代の方でした。
歯はもう若い頃から入れ歯だったの
と御両親がお話してくれた。
吐くと胃酸で歯のエナメルが
とけてしまい虫歯だらけになる。
私の歯もほぼ全て虫歯と銀歯だ。
5本ほど差し歯の状態。
きっと50歳のときには私も入れ歯
だと思う。
正直将来の自分をみてる気がした。
ご家族はあっさりしていた。
ご実家に住まわれていたらしく
入、退院を繰り返されてたのだと思う
私の家族と独特の雰囲気がにていて
なんとく故人様の気持ちが
わかる気がした。
けれど、摂食障害とか心の
病気の完治は難しいのだと改めて
おもいました。
摂食障害=食べ物
心の病気=弱さ
の様に、とらえられるけれど
根本的に違う気がする。
何が違うのかわからないけど、
私は、痩せたら綺麗になる
太ると嫌われると思ってたから
人に認めてほしい愛されたい。
気持ちが大きかった気がする。
だから、痩せて人から愛されたかった。
けど、ふくよかでも愛される人もいるし
痩せてても好かれてない人もいる。
愛され方の基準が何か歪んでた。
今も歪んでる部分があるし。
人それぞれて思うしかない
のかも知れない
摂食障害、心の病気は
辛い、可哀想て思われるけど、
痩せて綺麗て言われたときの
達成感はある。
それが余計に悪化させてしまう。
太ったら綺麗じゃなくなる
嫌われる。て思ってしまうから。
私自身は子供ができて変わった部分
があるし、
人から好かれたい気持ちが減ったの
だとおもう。
それでもやっぱり完治は難しくて
たまに過食スイッチがとまらず
最後は吐いてしまうし。
食事改善策も完璧にこなせないし
私はもう大丈夫。と思っても
コントロールがうまくできない
時もあるし。
色々考えさせられました。
けど、人それぞれ悩みがあるのは
間違いないし。消えることもないから
受け入れて、自分なりの対処方法
見つけるしかないんだと思いました。
他人の意見より、自分がどう感じる
のかが大切で。
心の声をききのがしちゃいけないと
思いました。