「視覚」がすべての感覚につながるというのは、地球が「形」を重視してつくられた場だから。
そこに生きる人間は「形」を重要とする。
「見る」ということは、在るものをただ見ているだけではない。
形あるものの輪郭だけを、ただ見ているわけではない。
人間に備わっている感覚のすべてに通じるものを、見ている。
そのことを人間は忘れている。
視覚は、人間のすべての感覚に通じる。
それは、目を閉じていても同じ。
「見る」は「感じる」と同じ。
視覚で、すべての感覚を体験している。
形を重視してつくられた場だからこそ、形あるものを「見る」ことで得られる情報に重きが置かれるが、「形」あるものの「輪郭」だけが「現実」という、認識の「枠」を そろそろ越えないとね。
手っ取り早いのが、目を閉じてぼーっとしてみること。
枠を越えるには「意識の世界」で「見る」感覚に慣れることだよ。